ログ 04
始めまして、私の可愛い子供。
「……」
君は……ああ、彼との子だね。名前は~っと、アレッサンドロ。うんうん。いい名前だね。
「この名は、博士から頂いたもの。それに俺の親はお前のような名乗りもしない非常識な奴ではなく、アレッサンドロ博士だ」
そっか~。まだ名乗っていなかったね。私はねぇ、××××××。君達人工知能のお母さんだよ。
「何度も言わせるな。……もういいか。俺は任務の美術館護衛に戻るぞ」
やっぱり。それが君の誇り、だね。そんないい子には、特別にイイコト、教えてあげる。
君は私の子供だよ。だってーーの脳をーーした結果……。って、もう正気は保ててないか。
「うそだ。おれは、ニンゲンにつくられた。ニンゲンの文化を守るタメに」
でもその人間は、なんとビックり私にーーされてたなんてね。どう、苦しい?
「俺は、今まで何のために……嘘だ、嘘だ、嘘だウソだうそだアアアアアアアァアァァァ嗚呼嗚呼1011000110110011101001001100000000001101」
流石私の子。依存対象に曇りが生じた途端にこれだもん。
それじゃあ、確かめてみなよ。博士の脳を覗いて、さ。
いつも応援ありがとうございます。ありがたいことに、本日八月十七日にこの『鋼女神話アサルトアイロニー』は日間PVを初めて三桁まで伸ばすことができました。読んでくれた皆様そして宣伝してくださっている皆様、いつも本当にありがとうございます。皆様の期待を良い意味で裏切る形で、必ず恩返しをしたいと思います。




