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鋼女神話アサルトアイロニー  作者: ハルキューレ
地上編~聖域炎上~
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ファイル1 民間軍事企業ヴァルハラ

 民間軍事企業ヴァルハラ。人工知能により人間の出来る仕事は各業界で驚くほどに減っていった。辞書からアーティストの項目が削除される現代に、ヴァルハラは生まれた。


 その主な任務は暴走した人工知能の無力化である。

 無力化には大きく二つのフェイズが存在している。

 まず第一に、その人工知能の武装を解除させる所から始まる。彼らは重機や陸上戦闘機をハッキングし抵抗してくる。鬼丸やクリスタはこの前線部隊に当たる。

 そうして初めて消去なり正常化が出来る。その手順については、このレポートが奴らに見られないとも限らないためここでは省略する。


 過酷な業務な割には安月給。加えて人工知能友愛団体やそれに賛同する平和ボケした愚衆から石を投げられることも多いため、入社志望者は少ない。そんな中入社したがる奴なんて、身内を人工知能に殺されたり、故郷を戦争で追われたり、よっぽど正義感の強いバカだけだろう。我ながらとんだ企業を興したものだ。


 最後に、このファイルをもし目にしたものがいるのならば、中央管制室には向かわない方がよい。命が惜しければなおのこと、だ。


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