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大罪のØ  作者: 夢辺 流離
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No.71 ダンタリオン

 せっかく書いたのに、操作ミスで消してしまいました:(T-T):


同じ文は二度と書けない不思議。

 私の名前はダンタリオン。

ダンタリアンと呼ばれていることもある。


“ソロモンに封じられし悪魔“の一柱、序列71番目の公爵位の魔神である。


 いっておくが、序列とは封じられた順番というだけで、力量や地位とは関係ない。


 我々は、人間とは存在している次元が異なる霊体であり、人間のように身体を維持するために栄養を摂取する必要性はない。代わりに人の発露する感情を吸収する。


 こう言ってはいくつかの世界で認知されているように、嫌悪される存在かと思われがちであるが、人間が、滝の側に立って、マイナスイオンで癒される~と言っているようなもので、魂を奪われるとか、無感情になるとかそんなことはない。


 時々、冥界で贖罪中の者達にやり過ぎる程度なので恐れる必要性はない。


 悪魔の性質の一つに“変容“というものがある。上述の感情を取り込む際に、我々に抱くイメージというものも混ざり込むことがあり、霊体である我々の身体がその情報によって姿を変えてしまうことだ。


 つまり、我々を“悪魔らしく“してしまったのは諸君らの想像、創作、妄想の類であるということだ。


 

 こんなことを言っている私自身はというと、


    “千の顔と姿を持つ悪魔“


 である。


 この“千の“というのは数が多いということを表す言葉のあやであり、実際に千なわけではない。そんな少なくない。

異世界の“八百万やおろずの“と同義である。


 とある人間の感情を取り込む際に、その容貌や記憶までもを吸収し、それを仮面という情報体として保存することができる。保存した情報体を取り込むことで、一時的に“変容“することができる、というのが私が研究してきた自身の能力における結論だ。


 この力により、異世界を渡り歩き、各地を見て回るのがお気に入りであるので、この能力を持っていたことは非常に幸運だったといえるだろう。


 ここまで長々とお聞きいただいた賢明なる方の中には私の贔屓にしているとある世界の内の一国のことがお分かりかもしれない。私が得意とするのは“科学“である


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