高尾山の妖怪(あやかし)騒動2
大和から高尾山捜索を命じられた丈之助と鈴女、高尾山に待つは鬼か蛇か
あやかし隠密同心!丈之助が行く!始まるよ~♪
その夜
丈之助「歩くのめんどくせいな、式神使うか♪」
丈之助は式札を地面に置いて印を解いた
式札から現れる巨大な鷹
その背に丈之助と鈴女が飛び乗ると鷹は大空に飛び立った~♪
鈴女「丈之助~、やるじゃない♪」
丈之助「あたぼうよ♪此れでも陰陽道を習っていたからな♪」
一路高尾山に向かう丈之助と鈴女
空を飛べば高尾山など直ぐに着くので在った!
丈之助「お~♪高尾山が見えて来た、そろそろ下りるぞ」
鷹を下降させて高尾山の村外れの空き地に降り立つ丈之助と鈴女
式神を消して高尾山麓の村迄歩いて行く
やがて村に着いた丈之助と鈴女
其所で宿をとる
宿の主人「有難いね~、最近じゃ鬼が出たとか噂が立ちお客さんが減っていたんだよ」
丈之助「主、その目撃された場所ってのは何処だい」
宿の主人「へい、高尾山山中に複数の鬼が出たとかで旅人達は高尾山を迂回して行くんですよ」
困った顔をして主人が言った
宿の部屋に案外された丈之助と鈴女
宿の主人「ではごゆっくり、旅の疲れを取って下さい」
宿の主人の気配が消え鈴女が猫耳と尻尾を出す
鈴女「さて、丈之助。此れからどうするの?」
丈之助「決まってるだろう♪先ずは明日村で情報収集よ!」
鈴女「さすが馬鹿正直に鬼相手に突っ込むんじゃないんだ♪」
丈之助「おうよ♪じゃあ明日に備え今日はゆっくり休んでおけよ♪」
鈴女が床に着いたのを確かめ丈之助も寝た
村で情報収集を行う丈之助と鈴女
しかし其所で聞いた情報は丈之助を迷わせる
丈之助「鬼と鬼が争って居る?」
果たしてその真相は~