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冬休み

作者: デデデ大王

冬休みがあと5日間ある。宿題は全くやっていない。


とりあえず数学のワークでもやるか。・・・・・あれ?


数学のワークがない。どこをさがしてもない。学校に忘れてきたか?


いや、そんなはずはない。確かにもって帰ってきた記憶はある。


あ、ベットの下から何かがはみ出ている。何だろう?


それを拾った瞬間、目の前が光った。


目をあけたらそこには男の人がいた。髪は金髪。服はボロボロ。右手の親指がない・・!?


俺は何が起きたのかわからず、とりあえず逃げようとした。すると、


私の右手の親指を捜してください。


声はやさしい声だった。恐怖感がなくなり、落ち着いてきた。


どういうことですか?


私の右手の親指を捜してください。


この男は何の質問をしても「私の右手の親指を捜してください」としか言わなかった。


やはり気持ちが悪いので探すことにした。


探すといっても俺の部屋は狭い。とにかく狭い。しかし、どこを探しても見つからなかった。


いったいどこにあるんだ?    


ふと目にとまったのはスクールバックだった。まさか・・・あるわけないよな。


一応探してみた。やっぱりなかった。  やっぱりないか・・・・・ん?


数学のノートに何かが挟まっている。何だ?   え?


そこには誰かの親指があった。ゾッとし・・・・てはいなかった。


あった!という達成感があった。自分でも不思議だった。


すいません、ありましたけど。


ありがとう。ありがとう。あなたが探してくれなかったら私はあなたの親指を貰っていくところでした。


俺はゾッとした。この男は左手に血のついたカマを持っていた。


その瞬間、目の前が真っ暗になった。



俺は目を覚ました。ベットで寝ていた。右手には数学のワークがあった。


俺はすぐに自分の部屋から出た。


いったい何だったんだ?


俺の宿題をやりたくないという気持ちが夢に出てきたのか?


俺は今のことを忘れるために数学のワークをやり始めた。もちろんあまり進まなかった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 読ませていただきました。 えっと……夢落ちはよくないです。夢落ちにするなら何かしらプラスアルファがほしいです。 親指の人と冬休みの宿題との関連性がほとんど感じられないのもちょっと残念。 …
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