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9 キノコ狩り①


風呂場での一件から3日後····。


空気の涼しい森を進む


····どうも、レイです。

今森にいます。


少し薄暗いながらも、木々の隙間から晴れわたった空が見える

気持ちのいい風が吹いてきた────


心地よい春風に髪を揺らながらも、木の根を避ける。


·····ねむい·····。


一人だったらそこらの木陰で寝るのになぁ···。


ちらりと後ろを確認する



「もー、疲れたー。」

「頑張れメルちゃん!もうちょっとだから、ね?」

「ホントに?」

「·····本当·····。」



はぁ·····。

まさか子守りを押し付けられるとは·····。


俺の後ろにいるのは、村の子供達で、二ーファもあわせて総勢6人である。


右から順に、


薄緑髪の少年、ライト・シモン。

同じく薄緑髪で、シモンの妹である、ライト・エリカ。

茶髪の少女、アリサ。

若干の金髪、アリサの妹のメリー。

赤髪の少年、テンロウ・アサヒ。

そして我らが二ーファ。


····である。


そもそもなんでこんな森に来ているかと言うと、この森、【北の大森林】にしか生えていない食材、マッショマッシュ·····平たく言うと珍しいキノコを取りに来たのである。


まぁなんと言うか·····「はじめてのおつかい」みたいなもんだ。


ちなみにマッショマッシュは天ぷらにすると、最高の酒のツマミになるそうだ。

····じっちゃんが言ってた。


子供達の内、シモンとアリサとアサヒと二ーファは10歳になった事で学園入学を控えている。

····あ、俺もか。


今日はその子達の初の魔物狩りの意味もあるそうだ。


魔物ねぇ·····。

やばい、帰りたくなってきた·····。


胃を痛めながら後ろの子供達を連れて進んでいると、倒木が沢山ある窪地に着いた。

ここがキノコの群生地らしい。


「着いた~!」

「よっしゃぁぁ!!」


なんだかんだで皆疲れていた様で、あちこちで寝転んで休んでいる。


「レイはよぉ、疲れてないのかよ」


アサヒが倒木を枕に寝っ転がりながら問いかける


「全っ然」

「なんでだよー」


ニコニコしながら答えてやった。

喋りすぎなんだよ、君たち。


まぁ、疲れてないのは時々皆にバレないように自分の体浮かせてたからだけど·····。


ふっふっふ····俺は地面から数ミリだけ浮くという神業ができるのだ!!

最も、かなりの練習が必要だったが。


まぁ、しばらく休んだらキノコ取ってサッと帰るか·····。

暗くなると魔獣がでるからね。


自分の腕を枕にして寝転ぶ

···風が気持ちいい·····。


まぁ、行きの道でも何も無かったし、帰りも魔物と会わなくてすむだろう。



·······あれ?もしかしてこれって、フラグ?


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