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対四天王戦シミュレーション訓練

圧倒的な実力差

ご機嫌よう。マルゲリット・アルカンシエルです。今から対四天王戦シミュレーション訓練を開始します。


「ご機嫌よう。箱庭へようこそ。今回はシミュレーション訓練設定になっております。」


緊張します…。


「今回は対四天王戦となります。出てくる敵は四体です。休憩時間は任意。戦闘は休憩時間になるか死なない程度のぎりぎりラインまで体力が削れた場合に終了となります。それでは張り切ってくださいませ」


びー、と音がなり、戦闘シミュレーション訓練が始まります。四天王は原作の挿絵で見た通り神々しいまでの美しさです。…と、見惚れている場合じゃない!


「闇の力は収縮し、光を切り捨てる剣となる。星の煌めきは闇に落ち…」


ざんっ!


がきん!


魔力を剣に集中させて詠唱している間に四天王から攻撃されます。避けることもできず魔力を集中させた剣で受け止めます。や、やっぱり強い!速い!すごい!逃げられない!これじゃあもしも万が一旅の途中で四天王に鉢合わせたら転移魔法で逃げるしかない!でも、多分そんな暇も与えてくれない!どうする!?どうしよう!?いや、多分原作ではソルセルリーは四天王に遭遇してないから大丈夫だとは思うけど…。それでだって聖剣を無事手に入れてもこの実力差じゃあどうしようもない!なんとか活路を見出しておかないと!


「闇の衣よ!我が姿を隠せ!覚醒せよ!サントテネーブルエペ!」


闇の霧を箱庭全体に纏う。これで光属性の四天王には目眩しくらいにはなる!


私には見える!後ろっ…取った!


「…ぜりゃあ!」


無詠唱でも出来る限り剣に魔力を集中させて四天王の一体、ラファエルを後ろから斬りつける。…うーん、擦り傷!やっぱり本物の聖剣じゃなきゃダメか!しかも今ので大体の居場所がバレた。攻撃が来る!


「これは全ての憎しみ、怒りを受け入れる我が心!光を跳ね返せ!サントテネーブルエペ!」


詠唱して魔力を剣に集中させても、後ろにじりじりと追い込まれる!こっわ!


「くっ…そ!この!」


四体同時攻撃とか!


「…っ!は、跳ね返す!」


気合いで剣を振り翳す。おりゃー!


「サントテネーブルエペ!」


無理矢理気合いで剣を振り下ろし四体の同時攻撃を跳ね返す。が、反動が大きい。私はそのまま後ろに吹っ飛ばされて、箱庭の一番奥に叩きつけられた。


「かはっ!」


背中から思いっきり壁に叩きつけられたせいで息が苦しい。四天王は…ほぼ無傷。うーん、ソルセルリーとコントラお爺さんの作ってくれた剣も充分強いけど、やっぱり本物の聖剣じゃなきゃダメか。


「訓練者の体の損傷を確認。一時シミュレーション訓練を中断します」


くそぅ。やっぱり敵わないなぁ。


「でも…なんとか、活路を見出せるはず。あきらめなければ…きっと」


とりあえず今は一時休憩!


ー…


「お嬢さん、迎えに来たよー」


コントラお爺さんとソルセルリーが迎えに来てくれます。


「コントラお爺さん!ソルセルリー!」


「ん」


二人に思いっきり泣きつきます。


「ど、どうしたお嬢さん!?」


「…。よく頑張った。偉いな」


抱きしめてくれるソルセルリー。怖かったよー!


「しんどい!あんなのと戦うのしんどい!怖い!辛い!勝てない!でも勝たないと!」


落ち着け、と言いながらぽんぽんと背中を叩いてくれるソルセルリー。落ち着けないよー!


「大丈夫だ」


「何が!?」


「…お前はこれから強くなる」


はっとして顔を上げると、ソルセルリーはひどく真剣に私を見つめます。


「その為に俺の弟子になったんだろう?」


「…ごめんなさい」


「ありがとうの間違いか?」


「うん…ありがとう」


「…ふん」


「もー、二人とも俺も混ぜてー!」


コントラお爺さんがなでなでと私とソルセルリーの頭を撫でてくれます。


「うざい」


コントラお爺さんの手を叩き落すソルセルリー。うん、なんか二人のやり取りのおかげで落ち着いてきた。


「コントラお爺さんもありがとう!」


コントラお爺さんはにこにこ笑っていいんだよと言ってくれます。


「じゃあ戻って、美味い飯でも食べて風呂入って寝よっか!」


「ん。ほら、いくぞ」


「はーい!」


とりあえず、今は無理せずゆっくり強くなっていきたいと思います!

とりあえず聖剣を見つけるまでに強くなりたいところ

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