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シミュレーション訓練終了です!

シミュレーション訓練、意外と鬼畜

ご機嫌よう。マルゲリット・アルカンシエルです。箱庭に来てから毎日毎日、魔獣と戦っています。まあ、シミュレーション訓練だけれども。設定された休み時間以外戦って戦って戦って戦って戦っています。強い魔獣一体と長期戦もあれば群れで行動する魔獣数体との一対多数戦もあれば色んな魔獣に囲まれての乱闘戦もありました。何回か本気で死ぬかと思いました。


でも、おかげさまで闇の魔力の使い方もわかりましたし、魔獣との戦い方にも慣れてきました。よし!もうひと頑張り!


「よっしゃー!かかってこーい!」


「あはははは!お嬢さん、強くなったなぁ!」


「コントラお爺さん!ソルセルリー!」


「おう」


よかったー、ようやく終わったー。


「お話はもう終わったの?」


「ん」


「迎えにきたよ、帰ろっか」


「わーい!」


すぐにシミュレーション訓練を終えて箱庭から出ます。あー、疲れたー。


「ソルセルリー、私何日くらい戦ってた?」


ふと疑問に思うので聞いてみる。


「ん?んー、90日くらいだな」


「地獄じゃん…」


私結構頑張ったんだなぁ。


「あー、ごめんごめん。でもそんな頑張ったお嬢さんにはご褒美があるぜ!」


コントラお爺さんがご機嫌で剣を掲げる。ん?その剣!!?


「サントテネーブルエペ!?」


!?


なんで!?


「…の、模造品だ」


ぺしっとコントラお爺さんの頭を叩いてサントテネーブルエペの模造品を私に手渡してくれるソルセルリー。も、模造品かー。そっかー。


…心臓に悪い。


「もー!コントラお爺さん!意地悪です!」


「ごめんごめん、びっくりさせたくてさぁ」


「でも、模造品なんてどうやって手に入れたの?」


サントテネーブルエペは基本御伽噺でしか出てこない筈だし、模造品なんて以ての外。サントテネーブルエペの記述のある書籍は各国の禁書庫にある筈で。…いやまてよ、それならなんで原作のソルセルリーはサントテネーブルエペを見つけて一発で聖剣だってわかったんだ?


「今作った」


は?


…は?


「…え?うん?は?」


「あはははは!お嬢さんの反応最高!」


コントラお爺さんは笑い過ぎ!


「もう!コントラお爺さん!」


「あはははは!うんうん、ごめんごめん!」


「俺たちは昔アルカンシエルの禁書庫に忍び込んだことがあってな」


はい!?一歩間違えたら禁固刑通り越して死罪だよ!?


「あー、まあまあ、バレなかったしもう時効だろ」


「…」


ソルセルリーとコントラお爺さんを無言で睨みつけます。


「ご、ごめんって」


「若気の至りだ、許せ」


「…もー、しょうがないなあ」


二人とも子供なんだから!


「…で、そこでサントテネーブルエペを知ってな。一応、見た目と性能は知ってるんだ」


「それを元に見た目は限りなく本物に近づけたけど、性能は本物の20%くらいなんだよね」


「それでも、魔法があるとはいえ丸腰じゃ頼りないしな。これで身を守れ」


…!私のこと心配して作ってくれたんだ!


「ソルセルリー、コントラお爺さん、ありがとう!」


思わず二人に抱きつく。


「くっつくな鬱陶しい」


「とか言って嬉しい癖にー」


「癖にー」


「バカ言ってないで離れろバカ」


「はーい」


ふふ。なんだかんだで気にかけてくれるんだなぁ。嬉しい!


「…ただ、あくまでも模造品だ。四天王や魔王にそれで挑もうとはするな」


「はーい」


「あくまでも魔獣退治にだけ使え」


「わかった!」


「お嬢さんは素直だなぁ」


「お前も見習えよ」


「やだなぁ、俺はいつでも素直だろ?」


「うざい」


「酷くね!?」


「二人とも本当に仲良しだね!」


「は?」


「そうそう、俺たち大親友!」


「うっざ」


こうして和気藹々と楽しく会話しているうちにお昼になりました。ご飯楽しみだなぁ!

模造品だけどその辺の魔法具より強い

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