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生まれ変わったらお姫様でしたが望んでたのと違う

望まぬ転生

はじめまして、こんにちは。私、天宮めぐといいます。至って普通の女子高生です。今、異世界転生というものを経験してしまいました。赤ちゃんです。


いや、わざとじゃないんです。道端で蹲っているおばあちゃんに猛スピードでトラックが突っ込んで来たからつい助けに行っちゃったんです。それで代わりに跳ねられて目が覚めたら転生してたんです。


ただ、幸か不幸か転生した先は侍女さん?達の話を聞く限りよく知った大好きな恋愛小説の世界。しかもお姫様に転生してました!ラッキー!


…と、最初は思っていたのですが。


どうやらヒロインの姉姫さまではなく、ほぼ登場しない脇役姫の方に転生してしまったみたいです。


姉姫リュディヴィーヌ・アルカンシエルは優しくて朗らかで誰からも愛されて、両親である国王エドモン・アルカンシエル、王妃リル・アルカンシエルに愛され貴公子達からもモテモテ。


一方私、天宮めぐ改めマルゲリット・アルカンシエルは妾のマノン・アルカンシエルの娘で、マノン妃はお産の時に亡くなっている。陰鬱で誰からも愛されておらず王位継承権もあってないに等しい、そんなお姫様になる予定。


…こんな待遇満足できるか!


ただ、姉姫さまには恨みはない。なので姉姫さまを主人公気質故の死亡フラグから守りつつ、メインヒーローである隣国の王太子、シュトラール・シュテルンヒンメルを堕とします!


姉姫さまならアルカンシエル国でも充分いい男を見つけられるだろうし、アルカンシエル国を統治するのにはむしろ姉姫さまの方が向いてるし。いい男の一人くらい私がもらってもいいよね!


…ということで早く幼少期編始まれー。始まれー。

果たしてめぐは幸せを掴めるか

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