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#元男だが負けるとご褒美映像のあるタイプの女勇者に転生した‬❶

この作品は2019年6、7、8月にかけてTwitter @echo_novel にて

女勇者のイラストコンペを行い、それに合わせて容姿を決定いたします。

『美男子はモテない』そんな噂がある。


実際生前の俺はと言えば容姿端麗とはいかなかったが、オンナに不自由ってやつをした事がない。

俺の顔面偏差値は中か中の下、お洒落とはほど遠い地毛の短髪、身長体重は見事に成人男性の平均で、人並みに運動ができ、人並みの勉強ができて、口下手ではない程度に話し好きで、服はだいたい店のマネキンが着ている物を買っていた。


そんな俺は周囲のオンナにとって丁度『手ごろなオトコ』だったのだろう。

美男子は幻想(ファンタジー)、並男子は現実という事だ。


なるほど、我ながら上手いことを言うもんだ。

RPGゲームにしても、多くの異世界を描いた漫画やアニメにしてもそのだいたいは 幻想(ファンタジー)といえば戦闘はお約束だ。もっともこの場合の戦い(美男子の奪い合い)女の戦い(陽より陰よりな戦い)ではある様だった。


兎に角、そういう訳で、俺は女に不自由という事はなく過ごした。

指の数くらいの付き合いがあり、宿屋(休憩所)の世話になる事も多い生活ではあった。


ちなみに、そういう立場(手ごろなオトコ)が好まれる女性は争いを好まない経験の少ない娘が多かった様に思う。


『大丈夫、痛いのは最初だけだから』


そんな言葉を使った事はないけど、それっぽいニュアンスの言葉は何度か言った気がする。

もちろん、2割の気遣いと、8割の逸る気持ちからの発言だ。


だが、その気遣いというのも所詮他人事だったと今は思う。

もしも、俺が女ならそれで納得はしないと思うのだ。だって初めに体験では個人差はあれ痛みがあり、出血もあるのだ。


なぜ……そんな事を思うのか。

それは俺がこんな世界に異世界転生をしたからだ。


こんな前世を生きた俺が『戦いに負ければ敵に遊ばれてしまう世界の女勇者』として2度目の人生を迎えるなんて、なんて、なんて因果な事なのだろう。

次回更新は随分先になりますが、チェック頂ければ幸いです。

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