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その日、
完結しない作品が多くなってきたのですが
またしても作ってしまいました。
俺が中三だった夏
その事件は唐突に起こった
俺はその日、横須賀にある志望校の高校を見学していた。
しかし、その昼だった
臨時の校内放送が流れる
「学生、保護者の皆様にお知らせします。」
「ここ○○高校に近い横須賀米軍基地に於いて大規模な爆発があり、配置されている空母○○の原子炉からも原子炉漏れが確認されております。」
「それに伴い学校見学は{中止}とさせて頂きます」
俺はとぼとぼと家に帰る
なぜか電車にも乗る気にならず
歩きで俺の家「横浜」まで帰る
海を見ると火を噴きながら傾く空母が見える
見ていても仕方ないと思いながらも足が全く動かない
俺の隣にはもう一人、同じ境遇なのか・・・
制服に身を包んだ少女が居た。