表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
氷の溶ける時  作者: 千斗
1/12

プロローグ

こんにちは。もしかしたら、おはようございます、こんばんは、でしょうか。

初めまして、千斗(せんと)と申します。


この作品は、初投稿の作品となります。拙い文章ではありますが、少しでも皆様に楽しんで頂けるように努力して参ります。

なかなか更新できない時もあると思いますが、どうかご了承下さい。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

それでは、またいつか後書きで出会える日を祈って。


2014.4.28.Wed

 剣道。武道の一つである競技。それだけのこと。

 例え剣道を嗜む者であっても高校生にとって剣道が深い意味合いを持たないことは多々ある。それが普通であって、一般だ。もちろん全国区の猛者達ともなれば、それが人生の全てであるかのように感じる者も少なくはない。

 だがそれは、一時の幻影だ。

 結局、人生において起こる出来事は全てパーツなのだ。もちろん、剣道も例外にはならない。『一部』であって『全部』ではないのだ。

 だからこそ、それが人生の全てとして動き始めてしまえば、それは氷の柱のように人を貫き、歩みを止め、思考を止め、時を止める。

 そう。何もかもを止めるのだ。止めて止めて止めて、そして――壊す――。

 壊れてしまえば、人生は日常という仮面を被った非日常へと無情にも形を変える。

 剣道を人生として、いや、剣道を人生とされて生まれたが故に壊された私を、世界はこんなにも嫌うのだから。私が全てを嫌うことも、許されてもいいはずだ――。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ