無題詩1
雨が降るふる雨が降る。
ぽつりぽつりと雨が降る。
世界が揺らめき葉が落ちる。
不信任が飛び交いネクタイも消える。
祈りと願いは届かずにカタストフィだけはらはらと。
君の心は何色に染まっていくかをただ見てる。
その顔はとっても綺麗だと僕は言うけどあんたではなし。
その言葉、意味なんてないけどアナーキー。
ジュースをのみつつフィッツジェラルドを、
さかしまに読んで気も迷う。
道に迷って人生迷ってふらふらふらふらふらふらと。
ぼうふらのように漂っていきつくさきには天か地か。
それでもないなら現世であろうか。