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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
23シーズン

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一息つくのも許されない

 朝から利尿剤と生理食塩水を点滴され、本格的に頻尿に悩まされている。がん治療でおしっこに悩むとは思わなかったよ。

 お昼の病院食は味噌煮込みうどんとサラダとオレンジだったが、オレンジの味が少し変に感じた。え、傷んでる風でもないし……あ、味覚障害!? えっ、こんな早く出るの!? やだなあ……。

 お昼後は暇だったので、長田さんと太田さんと少し話した。なんと、治療中でも状態が良ければ外泊ができるとのこと。毎日ずっと抗がん剤を入れるわけではないので、状態が良ければ、抗がん剤を入れてない日の外泊が許されるらしい。

 抗がん剤ない日は外泊可能か、さっそくお医者さんに聞いてみたのだが「今の和泉さんの食事量だと難しいです」と言われてがっかりした。

 白髪交じりのお医者さんは言った。


「体力維持のためにできるだけ食べてほしいんですが、今の和泉さんでこの食事量だとちょっとね……。今後もっと食べられなくなることが予想されるので、そうすると確実に体力が落ちるのでお勧めできません」

「そうですか……」


 お見舞いにやってきた千歳に、お医者さんとのやりとりを話すと驚かれた。


『本当にどれくらい食べたか見てるんだなあ』

「嘘つけないね」


 それなら頑張って食事量を増やそうと思ったんだけど、夜の病院食も全部は食べられなかった。

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