閑話 最強寒波と選挙戦
最強寒波が襲う中、家で千歳と2人こたつに入ってひきこもっている。何となく流してるラジオでは選挙戦分析が流れており、千歳がつぶやいた。
『なんか、こないだ選挙行ったと思ったのにまた選挙かあ』
「だいぶイレギュラーな選挙だからね」
今年の予算も決めてないうちから解散はないだろ。
千歳はため息まじりに言った。
『入れたいところないなあ、また落ちてほしいところのライバルに入れるか』
「俺もそれやる予定」
『なんかさあ、前お前に教わったときは、政治家の悪い評判はTwitter見ろって言ってたけど、今あそこ嘘つきがいっぱいいるから信用できなくないか?』
「おっしゃる通り。今はデマとbotまみれだからその手は通用しない」
ほんの数年でTwitter、今やXは大いに変わってしまった。嘘は嘘と見抜ける人でないと、あそこで情報収集するのは難しい。
「まあ、Twitterで調べるよりラジオ聞いたほうがよっぽど嘘は少ないね」
千歳がきっかけで聴き始めたラジオだが、時流を深掘りする番組が意外と多く、なかなか勉強になる。
『じゃ、これから色々聞いとこっと』
「俺も、なるべく気をつけて聞いとくよ」
俺は千歳と穏やかに暮らしたい。このところの情勢は穏やかならぬものばかり。せめて自分の願いを投票できないと、やっていけない。




