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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
第20シーズン

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あなたがいるから長生きしたい

 夜。おばあちゃんとビデオ通話している。


「久しぶり! 元気?」


 おばあちゃんはにっこり笑った。


「元気よお、豊ちゃんはどう? 元気?」

「元気元気。最近臨時収入があったからさらに元気」

「あらまあ、どうしたのお?」

「うーん……その」


 俺は、どう説明していいか少し迷った。吸血鬼の王様の命を救ったとか言ったら、正気を疑われるよな。


「えっと……最近、外国の人を助ける機会があってね。そしたらその人、ものすごい富豪だったみたいで、お礼にすごい金額振り込んでくれてさ」


 おばあちゃんは目をまんまるにした。


「あらまあ! いいことしたのねえ!」

「だからさ、おばあちゃんが老人ホームのお金足りなくなっても俺出せるからね。だから、信じられないくらい長生きして?」

「あらあら、大丈夫よお。でも長生きはするわ、栗田さんとできるだけ長く一緒にいたいもの」


 微笑むおばあちゃんの顔は、栗田さんに恋する乙女だった。俺も微笑んだ。


「そっかあ、そう思ってくれてるなら安心だ」


 その後、千歳も交えて楽しく近況を話し、ビデオ通話は終わった。

 ビデオ通話が終わってから、千歳に言われた。


『お前のおばあちゃん、長生きするといいな』

「うん」


 おばあちゃんの長生きしたい理由、俺もわかる。俺もできるだけ長生きしたい。

 できるだけ長生きして、できるだけ長く千歳と一緒にいたい。

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