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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
第13シーズン

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閑話 ホワイトデー

 ホワイトデーのプレゼントに、ステラおばさんのクッキー詰め合わせとネスレアフターエイト(いいチョコミント)を千歳に渡したのだが、『三倍返しどころの騒ぎじゃないだろこれ』と引かれてしまった。


『バレンタインにやったの、ココアと練乳とはちみつ練って丸めただけの奴だぞ、わかってんのか!?』

「それだけの価値があったからさ、俺にとっては」

『どんだけバレンタインチョコに飢えてんだ、お前』


 千歳はあきれ果てた顔をした。

 去年もホワイトデーには千歳にクッキーの詰め合わせを渡したのだが、カロリーを気にしなくていい千歳ならバターと砂糖を盛ればより喜んでもらえるかと思って、今年はアメリカンクッキーにしてみた。

 千歳はアフターエイトの箱を見て驚いている。


『うわ、チョコミントも高いやつだこれ! いいのか!?』

「おいしいって評判だったから」

『うん、うまいんだけどさ、え、こんなにもらっていいのか?』

「普段のお礼も兼ねてってことで。好きに食べてよ」

『じゃ、ありがたくもらうか……』


 千歳はおとなしく受け取ってくれた。

 3月14日。円周率が3.14……と永遠に続くことから、永遠の愛を誓う日としても知られているそうだ。

 永遠なんてそうそうあるもんじゃないけど、俺は毎年ずっと、バレンタインデーとホワイトデーのやり取りを千歳と続けられたら、それが幸せだと思うよ。

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