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子々孫々まで祟りたい 〜転んで祠を壊しちゃったら怨霊が子々孫々まで祟りに来たけど「俺で末代」と言ったら怨霊が困り始めて子孫を残させようと奮闘しだした件について〜  作者: zingibercolor・種・がくじゅつてきあかげ
第24シーズン

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俺の本音を伝えたい

 千歳にとんでもない誘いを受けて、自分の下半身のことを忘れて思わず本音を言ってしまった。


「そ、その、俺、そういうことは千歳としてみたい」

『え? ワシだろ?』


 あ、この言い方だとピンと来ないか。


「いや、その、千歳の核の人の、今の大人の姿って意味で」

『えええ!?』


 びっくりする千歳。俺は、千歳が核の人の姿から戻れなくなった時、『この体やだ、恥ずかしい』みたいなこと言ってたのを思い出した。


「でも、その、嫌だろ?」

『嫌だよ! 恥ずかしいよ!』


 千歳は飛び退いて自身の身体を抱きしめた。

 俺はそこまで全然自分の下半身のことを考えてなかったが、やっと思い出した。いや全然回復の兆しないだろ! 無理だよ!

 俺は、努めて落ち着いて、千歳にサラッと言った。


「そうだろ? だから、いいよ」


 千歳はいまだ驚き冷めやらぬようだ。


『ていうか! お前わかってるだろ! ワシ女じゃないんだぞ! ついてるの男のだけだぞ!!』

「それはそうだろうなと思ってたけど」


 孕むことも孕ますこともできない体。睾丸ついてなかったし、女性器もついてないだろうと思ってたけど、やっぱり。


『それでなんでそうなんだよ!』


 千歳は吠えた。


「いや、だから、千歳が嫌ならいいんだよ。別に俺が童貞なことに責任感じないで」

『そ、そうか……』


 千歳は静かになって、いったん引いてくれた。

 俺は、もし千歳とそういう機会が持てるなら、千歳の中の他の人の姿じゃなくて、千歳の真の姿を抱きしめたい。千歳の芯に触れたい。

 千歳とそういうことしたいなあ! できないけども! 俺の一身上の都合によりできないけども!

 まあ、千歳は核の人の姿では、セックスどころか裸を見られるのも嫌みたいだし、何もなしに落ち着くのか。人生、そういうこともあるよな……。

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