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第63項「大宮への移動」

なんとかセーフかな…。

俺と華南さんは駅に向かって歩いていた。


華南さんの今となりで歩いている服装はこれから人に会いに行くので少し小綺麗なちゃんとした女性の服装を着こなしている。


しかし、家に居る時は下は中学・高校時代に使っていたと言っていた体操着のズボンに上はその時の時代のジャージを着て生活している。


俺は最初見た時は部活に行く高校生かと思ったが、今は特に感想は生まれてこない。

強いて言うならば俺らの様子を見ていた野次馬の人達が華南さんの家の姿を見たら卒倒してしまう人いるかもしれない。


家の外では綺麗な服に身を包んでいるが、家の中だとだらしない様が見える。

この人の場合素材が良いからどんな服装を着ても問題は無いんだけど…。


俺はそんなことを思いながら華南さんの後ろを歩き改札の中に入る。


俺らはホームに降りると既に東京方面に向かう快速列車が入線していたので飛び乗ると列車は発車した。30分程度で新宿には着くだろう。


時間はまだ、15:00前なので高校生の下校時刻とは重なっていないので車内にそこまで人は居ない。


車内に人が居ないので華南さんは俺に話し始めた。


「それでなんで舞美は朝に走ろうと思ったのか知っていますか?」


「あれ?既に華南さんは知っている物だと思っていたけど見当はついているの?」


「当ててみましょうか?たぶん読モを始めるからそれに向けて少しでも美ボディを目指す事なのかなと思うんですけど…。どうですか?」


俺は舞美さんが言っていた話では”体重が増えてきたから痩せたい”と聞いているが、

俺も華南さんが今述べたように読モの活動を始めるから今のうちに美しい体型にする為に始めたのではないかなと推測している。


「華南さんが言っていることで間違いない。その通りだよ。よくわかったね~。」


「そりゃあ、そうですよ。何年双子姉妹やっていると思っているんですか?舞美の考えもこの歳になれば大体は予想つきますよ。」


さすが、双子姉妹だぜ。

俺なんか未だに妹である聖奈の事あまり分かっていないのに…。(自慢ではない)


「まあ、私は朝早く起きるのが苦手だとさっきは校門の前で言いましたど実際のところは朝起きてすぐに原稿に集中した方が頭が冴える事が最近になって分かったんですよ。なので私は朝は原稿に集中する時間にするので私は誘わなくて良いですよ。それに舞美は昔から自分が実現したいことに関しては意地でも続けて達成するという意識があるから舞美の為にも運動の指導とか宜しくお願いしますね。」


なんか、さっき校門前で言われた私をのけ者にするなんてどういう事よ、私も誘いなさいよみたいな印象を受けたが、今は一応双子ではあるが舞美さんの事を想って俺に頼んできた一面を見せてきてこの人も少しは可愛さもあるなと感じた。


「分かった。ただ、華南さんも仕事で忙しいとはいえたまには運動した方が良いと思うよ。」


「それは私も理解しています。話は変わりますが今日の仕事は高島さんが高校時代に通っていた大宮駅近くのホテルのロビーに集合なんですよね?」


「ああ、そうだ。集合場所に17:30までには着いている必要があるが、今の時刻が15:00すぎだから余裕で間に合うだろう。そして今日来る人はさと美さんと華南さんは会ったことがあるか分からないけど、俺の唯一の友人である丈瑠のお父さんである高久健さんだ。」


「分かりました。でも一つ間違いがありますよ~。高島さん。唯一の友人に私は入っていないんですか?」


「え、友人と言うかビジネスパートナーじゃないのか?」


「あ、そうですけど。その友人枠に私も入れてくださいよ。いずれは恋人の枠にも…。」


最後の一言はなんて言ったのかわからなかったが、まあ友人と思ってくれていたのは普通に嬉しいっす。


「分かった。分かった。友人枠に入れておくわ。」


「よろしくお願いしますよ~。それでさっきの話に戻るんですけど、はじめて会う人には毎回手土産を持っていくべきだと考えていて品を用意したいですけどどうすれば良いですかね?」


「それに関しても問題ない。既に駅ビルの中にあるお土産さんで日持ちしそうなお菓子を予約してあるから大宮駅着いたらそれを受け取って支払いを済ませるのみになっているから問題ないぞ~。」


「本当、何から何までやっていただいてごめんなさい。」


「問題ない。昨日舞美さんにも初めましての人には手土産を贈ることにしていることを聞いたから大丈夫だよ。それにこれが俺のメインの仕事だ。華南さんが気にする事はないけどそれに気づいたことはやっぱりプロ意識が高いんだなあ。感心するよ。」


列車は新宿駅に着き乗り換えをする。

ここの乗換は何かと時間がかかる。


そして同じ会社が運行しているはずなのにホームがまあまあ離れている。


俺たちは、大宮方面に向かう快速列車に乗り込み何とか席を確保することができた。


GWの時にも大宮に行ったというのにまた実家の方面に行く事になるとは思わなかった。


「座れましたね~~。」


「そうだな。仕事前にこの話するのはあれかもしれないが、急ぎではないけど7月には期末考査が始まる事は分かっているな?」


「そうですね、だいぶ先の話ですけど、試験はありますね…。」


少し顔がブルーになった。


「それで現在履修している科目の中で筆記テストとレポート課題がある科目がどのくらいあるか教えてもらって良いか?」


「分かりました。でもそれを知ってどうするんですか?」


「これから夏に向けて新島先生の仕事を入れていく際にさすがに試験当日と前日は仕事を入れることは難しいと思うから早めに試験対策の予定を作っておきたいんだ。」


「分かりました。日曜日くらいにまとめたものを送る形でいいですか?」


「ああ、それで頼む。」



電車に30分くらい揺られ大学から1時間15分程度で関東、いや東北の玄関口でもある大宮駅に着いた。


一日が終わるのに時間がかかりすぎているのは私も分かっていますが、2人の物語をお楽しみください。

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