表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/354

第50項「仕事先での仕事のボディーガード往路②」

すいません、更新します。

定時に更新できなくてすいません。


俺と新前は、新宿駅から地下鉄に乗るために改札を出る。


この駅はいつ行ってもどこかしらの工事をしているため通路の床や壁、天井に機材の一部が露出していて迷路の中に迷い込んだ感じになる。


それになぜかこの駅の天井は俺の身長にとってかなりぎりぎりの低い位置にあり足元だけでなく頭上の方もを注意して歩かなければならない。


天井に掲げられている地下鉄の乗換案内の看板を目で確認しながら指示通りに進む。


地下鉄の改札に入りホームに行く為の階段を降りると丁度列車がホームに入ってきたようで一気に風が流れてくる。


地上は暑いが地下は比較的に涼しいのが嬉しい。


赤い帯の電車に乗り込む。


「先輩、ずっと先輩の後ろについて行っただけなんですけど、なんで乗換がそこまでスムーズにできるんですか?わたし東京に来てからまだ半年もたっていないので地下鉄への乗換をする際に迷ってしまうんですよ。どうすれば迷わずに済みますか?」


「俺はずっと関東に住んでいるから首都圏の鉄道の乗換しか分からないけど、コツは各鉄道会社の路線にはアルファベットや数字を組み合わせた路線記号や列車の塗装を色分けて区別しているからそれと同じような案内板を見ると良いよ。また、自分が普段から利用する路線の色とかを覚えておけば少しは不安は払拭されはずだ。」


「なるほど!」


「ただ、東京の鉄道って駅とかは半永久的に工事しているターミナル駅とかあるから、前に利用できた乗換ルートが無くなったりしているとかよくあるから、習うより慣れろとしか言いようが無いなぁ。」


「習うより慣れろですか…。」


「うん。あとは、短時間で乗換ができるようなルートを纏めた記事がネット上にもあるからそういった物を参考にしてみるのも良いと思うよ。」


俺は実際の体験を基に教える。


「確かに路線ごとに私鉄、地下鉄と色ごとで区分分けしていますね。私が住んでいた場所よりかなり利用する際に複雑なので慣れるのに時間がかかる気がします。でも乗換方法の記事とか見て勉強しようと思います。」


「ああ、それが良いと思うよ。」


俺たちが乗っている列車は仕事先の編集部がある最寄り駅に着いた。


事前に舞美さんから聞いた話ではこの駅から徒歩で5分程度のクロマツビルという少し古い外観の建物がその場所であると言っていた。


俺らは地上に出る。

太陽の光が俺らの顔に当たり眩しい。


俺らは舞美さんに渡された地図の通り進むと少しボロビルが見えてきた。


茶色がかった5階建てのビルのようだ。


「まだ、5月の下旬ですけど、日差しがあって暑いですね、先輩。」


「ああ、そうだな。6月くらいに入ったらこの仕事服も夏服に切り替える必要があるな。1階の出入口近くのところで受付をするんだよな?」


「はい、そうです。そこで入場許可証を貰います。そのカードにはQRコードがついて入るのでそれをエレベーターに乗ったり部屋に入る際に扉でかざす必要があるんですよ。でも、私は、何度もこの場所に出入りしているので基本的に顔認証システムで目の網膜情報をもう登録してあるので簡単に行けます。」


「そうなのか。顔認証システムを導入しているのはさすが現代のIT時代だな。」


俺らは1階の受付で手続きをして3階に向かう階段を上る。

建物の外観はかなりボロイ雰囲気があったので内装の方も汚い感じなのかと思ったが、実際は内装の方は床や壁、天井は白で統一されていてかなり清潔感ある綺麗な状態だった。


外装と内装で雲泥の差がある感じだ。


「そうですね、この建物は外観はいまいちなんですけど内装の方はここ数年前にリニューアル工事をしたようで新築感があるんですよね。会議とかで使う部屋の机や椅子もこだわりがある物を用意してあるので過ごしやすいんですよ。」


俺らは3階のフロアに着きここでQRコードが貼ってあるカードをかざし中に入る。


「なるほどな、すごいお金がかかっている感があるな。」


扉が開いた先に高校時代に何回かお会いした事がある知っている人が立っていた。


「お疲れ様です。新島先生。それと隣にいる男性とは会うのは()()()()()()()ですね。え~と前任の新前舞美さんから聞いています。高島俊明さんですよね?私の名前は首都圏文庫の新島先生を担当させていただいております高久さと美と申します。というか、俊明君とは会うのは高校生以来ですね。久しぶりの再会ですね。後任の人の名前を聞いて驚きましたよ。」


編集部側の新島先生を担当する人というのは高久さと美さんだった。


俺が高校時代からの数少ない友人である高久丈瑠の母親である。


性格は新前が言っていた通り温厚で優しくて話しやすい人ではあるが話し好きな点がある。


前に会ったのは確か高校の卒業式で会ったのが最後だと思う。


もう3年以上前の話だ。


「今日から新島先生のマネージャー兼アシスタントとして任務に着く高島俊明と申します。そしてさと美さんお久しぶりです。まだ、余り仕事の方は分かっていませんがご指導の程よろしくお願いします。」


俺の方もさと美さんの顔も人柄も知っているが挨拶をする。


横にいる新島先生(新前)だけは困惑している。


たぶん両者が何でお互いの事を知っているのか気になっているのだろう。


これは先生に詳しく説明をする必要があるようだ。


「まあまあ、先生と高島さんとりあえずここで話しているより部屋に移動して話しましょう。」


どうやら仕事初日の今日は仕事の話だけでは済まないような感じがしてきた。


今日で50話なのにまだ物語の時空上の季節的は5月の下旬くらいなんですよね。

1年間を終えるのに時間かかりそうだな。


※2021年12月27日(月)編集更新済み

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ