第28項「妹が俺の布団に突撃してきた件」
兄妹でじゃれあう回です。
俺はお酒を飲んで眠くなってきたので、
風呂に入ってきた。
普段忙しくてシャワーしか浴びていないので足が伸ばせる風呂は良いんもんだと思った。
普段より倍お風呂の時間を満喫したと思う。
いつか湯舟が大きい家に住みたい。
身体を拭き寝間着に着替え髪を乾かして俺の部屋に行く。
俺の部屋は3階の角部屋だ。
部屋の大きさもまあまあ大きい。
俺はベッドに勢いをつけて飛び込んだ。
久しぶりのベッドだ。
肌触りが気持ちい。太陽の香りがする。
でも妹の匂いもする。
俺の布団なのに勝手に匂い付けやがって。
ふう~。
でも久しぶりの自分の部屋は良いもんだね。
掃除等はされていて清潔感を保っているが、妹の私物が勉強机にのっている。
何だし、これ?学校のかばんか?
自分の部屋に置いとけし。
俺は本棚にある今日のイベントで聞いた新島先生の作品”昨日別れたはずの生徒会長である彼女が翌日から自分の家族の妹になった件”を最初から読み始めた。
作者が考えている背景や設定を聞かないで今まで読んでいたが、それらを知って読み返すとまた主人公達の心情描写を見る感情が異なるのが分かる。
今日イベント参加できてよかったわ。
コンコンッ
「お兄ちゃん、部屋入っていい?」
聖奈の声が聞こえる。
「いいよ。」
俺は返事をする。
聖奈は七分袖くらいのピンクの可愛い系の服に短パンの格好で俺がいるベッドに入って
きた。
完全に甘えてきている。妹で良かったわ。
妹以外の女性だったら心が持たない。
「今日は、楽しかったね、お兄ちゃん。」
「こちらこそチケットありがとうな。あれ倍率高かっただろ?」
「大丈夫だったよ。私は日頃の行いが良いからね~。」
女性にしては長くて白い肌を持った脚が主張していて、目がそちらに持っていかれる。
聖奈はさっき新前の事を肌が美しくて美人な女性って言っていたけど、こいつもそれに負けないくらいの美しさを持っている。
「お兄ちゃん、私の脚を見て興奮しているの?変態さんだね。まあ、でも私の脚を堪能する事を許しても良い人はお兄ちゃんだけだから別に良いし。襲いたいなら襲っても良いよ。」
「からかいやがって。はいはい、もう俺眠いから寝て良い?おやすみ。聖奈…」
「お兄ちゃん、まだまだこれからだよ。夜は。」
そう言って聖奈は俺の身体にまとわりつこうとする。
背中に胸が当たってしんどい。
てかこいつ見た目そうでもないけど、
まあまあ丘があるんだな。
今になって納得した。
「ねえ、当たっているんだけど?」
「当てているんだよ。お兄ちゃんの困った顔を見るためだよ。」
めんどくさい妹だな。
「離れろ。俺はもう眠いんだよ。」
「じゃあ、一緒に添い寝しようよ~。」
「え?マジで言っているの?嫌だよ。例え兄妹でも。理性が持つか分からん。」
若い男性の理性なんて紙切れくらいしか持たないんだよ。知らないのか?妹よ。
「お兄ちゃんに理性とかあったんだ?
兄妹でもという事は恋人なら良いの?」
変にめんどくさいところをついてくる。
「はあ?そういうことを言っているのでは無くてね。普通にこの歳になって兄妹で寝るのはどうなんだと言っている。」
「ええ、別に良くない?小学校の時とか一緒に寝ていたじゃん。それにまだお兄ちゃんと
ふれあいたいし~ぬくもりを感じたいし。」
めっちゃ上目づかいで見てくる。唇が輝いているのが見える。これやばいな。
「それは小学生の話だろ。何年前の話だ?
いい加減離れてくれ?」
俺はくっついた聖奈を引きはがそうとするが離れない。
「はあ、もういいわ。好きにしろ。たぶんここで追い払ってもまた忍び込んでくるんだろ?」
「それでよいのよ。最初から私の脚を堪能していれば良いのよ。」
もう充分です。てかこれ以上見たら本当に理性が保てません。誰か代わってください。
「じゃあ、もう寝るぜ。」
やっと寝られる。聖奈って俺に甘えてくるようなことはしなかった気がするんだよな。
「おやすみ、お兄ちゃん。」
俺の耳に囁いて話した。
そして俺の頬にキスをする。
これっておやすみの挨拶ってことで良いのかな?他に感情あるのかな?
もうどうでも良いけど。
「しちゃった。でも本当はお兄ちゃんの唇奪いたかったけど今日はこれで許してあげるね。これ、おやすみのキスだから。」
恥ずかしそうに言うなし。
何照れているの?このいもうと。
もう、お兄ちゃん寝るわ。
いや寝かせてください。
妹の聖奈ちゃんを可愛いと思った方は評価お願いします。




