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第10項「幕話 新前華南side④~彼は私の作品のファンだった~」

今回は「幕話新前華南side④」です。

いつもより量少なめです。

編集部からの電話で私は目が覚めた。


私は本来なら1限から授業がある日なのだが、急遽来てほしいとの事で都内に向かう電車に乗っていた。


東京方面に向かう多くの乗客を乗せた快速電車がホームに入ってきた。既にかなりの混雑状況だ。


普段は一緒に行くことは少ないが、双子の妹である舞美まみも居る。


舞美は勉強は平均的だが、私よりスタイルが良く運動もでき社交的でコミュニケーション能力も高い。

髪も金っぽい色に染めている。俗に言う陽キャの部類に入ると思う。


でも家事全般も得意で彼女に任せている節がある。私は家だと残念ながら何もできない。


姉妹間の仲は普通に仲は良いと私は思っている。


私は先週の水曜日の事を思い出していた。


授業後に高島さんを昼食に誘って、食堂営業開始時間までお互いの事を細かく自己紹介していた。


私が北海道からわざわざ東京の大学に来た理由も話した。

たぶん私がこの地に来た理由を細かく家族以外の人に話したのは初めてかもしれない。


高島さんは私が書いた小説の処女作”昨日別れたはずの生徒会長が翌日から自分の家族になった件”のファンの人だった。

しかも私がWEBに連載している時から知っていたようだった。


WEB連載時期はアクセス数も少なく感想をくれる人も少なかった。

しかし、1人だけ毎回アップロードすると感想をくれる人がいた。


今考えるともしかしたらあの人が高島さんだったのかもしれない。


いつか本人に聞けそうだったら聞いてみたいと思う。


その感想を毎回いただいた人の励ましのおかげでここまで来れたというのはある。


「ちょっと、華南、私の話し聞いているの?大学は慣れてきた?」

「あ、ごめんごめん。少し考え事をしていたから。おかげさまで少しずつ慣れてきたよ。」

「そういえば、前に華南が話していた幼い時に会った少年とやらは見つかったの?」


「まだ、断定は出来ないけど。見当はついているよ。」


「そう、まあ良いけど、あと今日の行動予定さっきメールで渡したから。」

「いつも、ありがとう。」


舞美は私のマネージャーなので、その日の行動内容とかを事前に把握してくれて教えてくれる。

頼りになる妹だと思う。私は彼女に依存しすぎている。


「私もA編集部が終わったら別の会社に呼ばれているから先に帰っていてよ。


別の会社というのは芸能事務所とかだろうか。

彼女は私のマネージャー以外にモデル活動をしている。


本当に姉である私より自立している。


彼女自身が雑誌で表紙を飾ると世の男性はみんな歓喜に満ちるのだ。

それだけ彼女の美貌は世の男性をおかしくさせるようだ。


「分かったわ。」


「あと、ちゃんと私のメール時々確認してよね。」

私は普段からスマホを確認する習慣がないので平気で既読しない事が多い。


わかったとうなずく。


電車はあと10分くらいで新宿だそうだ。


そういえば、先週食堂で高島さんと話したときに彼、私のイベントにまだ一度も参加できていないと嘆いていたよね。


確か次のイベントはGW最終日だったけ。作家の力でチケット取れるかしら。


私は来週の授業では高島さんに会えれば良いなと思っている。



実はヒロインには双子の妹がいたという

事実。

ヒロインの妹も今後少しずつ出てくると

思います。

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