長男属性追加で!
「あぁ、じゃあそれであとは任せたぞ。」
ーガチャッ
「あれ、彗?」
ーグ二ッ
「ぐえっ」
「...?...うぉあ!?何してんだこんな所で!?」
「いや、ちょっと...」
腹筋やろうとしてたんだけどよく考えたら私前の世界ではガチオタだったから外に出ることすらしてないから動けねぇわ。
それでも必死にやってみたが、15回を超えたところで腹筋が変な音を立てて崩れ落ちた気がした。
「...馬鹿じゃねぇの?今まで動かなかったやつがいきなり動けるわけがねぇだろ。」
ービシッ
「あでっ!」
そんなことを言われデコピンを食らった。
「あ、あのさルギー...」
「おう?」
「あ、あの...えっと...」
「なんだよ?」
「訓練の邪魔にならないようにするからさ...私に戦い方教えてくれないかな...?」
「なんだ改まって。お前なら頼むーって軽く言ってきそうなのに。」
「い、いや、流石にルギーに負担かけちゃうし...」
「んなもん、もうお前拾った時からかけられてるわ。今更気にすんじゃねぇよ。」
そ、そうなんだけどさ...!
「ぁ...ぁぅ...ありがと...」
「おう!子供は大人に頼っていいんだから、お前も俺に頼っていいんだぞ。」
「...うぃっす」
そう言ってルギーは私の頭をガシガシと乱暴に撫でた。