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黒砂山

作者: タラバガニ

黒砂山には年に一度だけ入ってはいけない日がある。

その日とは、2月15日だ。その日に山に入ると誰が失踪する。いつ誰がひろめたかはわからないが、2月15日には誰も近づかなかった。

ところが、山に入ろうと提案した老人がいた。老人の名前は成瀬。成瀬は山隈、樋口、浅沼の前で提案し、他の三人も納得し、面白そうだし、行こうと3人が言った。他の人達が絶対山に入ってはならないと反論したが、4人は無視し、山に入った。

最初に異変を感じたのは樋口だった。樋口は後ろから何者かが近づいているような気配がした。後ろを向くと誰もいない。樋口は気味が悪いと思い、一刻も早く登って下山したいと思っていた。

次に異変を感じたのは山隈だった。山を登っているとき、突然頭が痛くなった。そして、異臭がした。他の仲間に変な匂いがしないかと言ったが、しないと言われ、

不思議に思っていた。

残りの成瀬と浅沼は異変が気づいていなかった。

頂上まで登り、成瀬はなんにもないじゃないかと思った。

下山しているときだった。樋口と山隈がいないことに気づいた。成瀬と浅沼は必死に呼んだ。だが、返事はなかった。二人は恐ろしくなり、急いで下山した。この事を近くにいた人達に話したら、バチが当たった、なぜ山に入ったなど言われた。そして、大捜索を行ったが、何一つ見つからなかった。残りの二人はまだ見つかっていない。

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