バカと天才は紙一重
イカれてる人が主観です
注意、文章もイカれてます ご注意ください
馬鹿とレアのせいで光学兵器の作成中に無理矢理 研究室から引っ張り出されて私は今、すこぶる気に入らん
何故、私の研究の素晴らしさが理解出来ない!
私は自分の生まれた時代を呪った この程度の文明では私の叡智に辿り着くには後数百年かかるだろう
私の地元の人間達もそうだ!
自分達が出来ない事ばかりするというだけで異端者扱いして!
レアとクゥだけだ、私を理解してくれるのは、
「ほら、自己紹介しろよフューリ」
バカを体現した奴がこちらを見ずに新参を指し示す
耳が隠れるか隠れないかの長さの赤い髪、赤い薄手のジャケットの袖を捲り黒いタンクトップを中に着込んでるくせに黒いズボン
この黒、赤、黒の炭火焼きみたいな色をした服装が一張羅な奴にとって見れば
こっちの紅白の女の方がまだマシだろう
「フン、フューリ=クルハ••••••科学者だ、私の部屋には絶対入るなよ?」
「は、はい••••••アリシア=ストラヴァーです よろしくお願いします」
どうやら、私の牽制で怯んだか 他愛も無い
レアとバカがこちらを怪訝な顔で睨む、
私は何も悪い事はしていないというのに
「威嚇してどうする‼︎ハァ••••••すまないな、アリシア こんな奴だが悪い奴じゃないんだ、許してやってくれ」
レアは頼んでもいないフォローをする
相変わらずお節介だ
バカが頂きます、と手を合わせカレーを食べ始めたから私も手だけを合わせ 遅い晩御飯を口に運ぶ 美味しい
美味い飯を作る点だけは褒めるに値するがそれ以外は気に入らない
自分の考えを押し付けてくるし、人の話は聞きやしない
真っ直ぐ行くと言ったら壁をぶち破ってでも前に進むような奴
••••••ある意味魔王らしいがな