1話 登校初日
閲覧ありがとうございます!
2作目です!よろしくお願いいたします
わぁ〜…。すごくドキドキ…。
ここが私立雀茶高校…。
私が今日から登校し勉強して過ごす学校だ。
今日は入学式!
私はここで生まれ変わるって決めたんだ!
中学時代のいじめられていた陰キャな自分とは違って、
友達をたくさん作ってキラキラな陽キャになってみせる!
私はドキドキした気持ちと共に学校の門を抜けた。
入学式が終わり、先生に案内され教室に行き、
黒板に書かれていることに従って席に座った。
みんな初々しくてとても緊張しているようだ。
私もそのうちの1人。
先生「これから皆さんで共に成長していきましょうね!
では皆さんで自己紹介してみましょう」
生徒たちは順番に自己紹介していく。
夢川「夢川えまです!好きな動物は猫!
よろしくお願いしますー!」
おお…いかにも陽キャって感じの女の子だ。でも優しそう。
七瀬「七瀬すい、です…。友達たくさん作れたらなって、
思ってます…よろしくお願いします…」
この子は私と同じタイプの子だ、
この子ほど声は小さくないけど。
私の番が回ってきた!
自己紹介ってめちゃくちゃ大事だよね、
だってそれで第一印象が決まってしまうからね。
ここはキッパリ自己紹介を…。
すみれ「私、紫村すみれ!好きなものは〜…」
…私はさっきまであれを言おうとしていた。
私が好きなものは小さな女の子とぬいぐるみだって。
でも自己紹介している途中に気がついた。
今ここでそれを言ったら昔みたいになるんじゃないかって。
中学時代、私は新しく入れてもらった女の子グループで
小さい女の子が好き、ぬいぐるみが好きって言った。
そうしたら、「ロリコンだ!きもー」
「ぬいぐるみとか幼稚園で卒業するもんじゃね?」
って言われた。そして私の好きなものを
クラス中に悪く言われて
私は次第にいじめられるようになった。
あだ名はロリコン。カバンにつけていたぬいぐるみを
カッターで切られたり、
机に落書きされるなどたくさん酷いことをされた。
そんな人たちと私は離れたくて仕方なくて、
私はたくさん勉強し、学力が高めな雀茶高校に入学した。
同じ過ちを犯さないために、ここは…
すみれ「…好きなものは、読書です。
よろしくお願いします!」
嘘をついた。読書より絵を描く方が好きだ。
絵を描くのが好きって
言ったらまたいじめられるかもしれない。
私の自己紹介は拍手と共に呆気なく終わった。
その日は早く学校が終わったのでさっさと帰宅した。
友達、作れなかったなぁ…。
結局誰にも話しかけられなかったなぁ…。
私は家に帰りつくと、自分の部屋に行き、
新しいピカピカの茶色の制服を着たままベッドにダイブした。
この部屋は落ち着く。だって好きなものしかないから。
2次元の可愛い小さな女の子の壁掛け。抱き枕。
そして可愛いぬいぐるみたちなど。
今日学校でこういうのが好きって話していたら、
どうなっていたのかなぁ。
私は部屋にあるテレビをつけた。流れたのはニュースだった。
〇〇県、〇〇市で川から女の子の遺体が発見されたらしい。
死因とかなぜ川で溺れたかは不明とのこと。
最近物騒なニュースが多いなぁ…。
最近話題のアニメ!ぬいぐるみが話題に!みたいな
ほんわかしたニュースでいいのに…。
そう思ってテレビを消そうとしたら、
…何これ、幼い小さな手がテレビから飛び出してきてる。
?「んー!きついよー!」
微かに籠った声もする。
?「ねぇきみ、あたしの腕引っ張ってくれない?」
私に話しかけてきた!こわ!なんか貞子みたい…。
仕方なく腕を引っ張ってみると、
その子は勢いよくテレビから飛び出してきた。
?「わぁ!」
すみれ「きゃっ!」
出てきたのは小柄な女の子だった。
私は女の子の下で下敷きになる。
?「いてて…ごめんね〜!怪我してない?」
女の子は私を心配してくれる。
すみれ「大丈夫だよ〜…早くどいてほしいな…」
?「ごめんね〜!」
女の子は私の上からどいてくれて
服のホコリを払うようにパンパンっと服を叩いた。
そして私は思った。
この女の子、めちゃくちゃ可愛いじゃないか…!
2次元から飛び出してきたかのような可愛さ。
すごく可愛い。でも落ち着いて。まずは名前を聞かなきゃ。
すみれ「あなた、名前は?」
きらら「きららだよ!
あなたに会いたくてここに来たの!よろしくね!」
わっ、私に会いたくて?!目的は何?!
すみれ「よろしくね〜」
私の顔は多分、にやけていたと思う。
きららちゃんはふとテレビを見る。
画面には先程の川で女の子の遺体が見つかった事件。
きらら「やっぱりあたし、死んじゃったんだ…。」
すみれ「えっ?」
耳を疑った。女の子は話を続ける。
きらら「ここで死んだの、あたしなの。」
すみれ「それ、本当なの?」
きららちゃんの体は透けていた。
だから幽霊みたいなものだと思っていたから
死んだことには納得だけど
まさかこの事件?事故?の本人だったなんて…。
すみれ「どうやって死んだか覚えてるの?」
これは何か証拠になるかもしれない、と思い問いかけた。
きらら「川に突き落とされたの。大雨の日に。」
すみれ「…誰に?」
きらら「あかりちゃん達に」
すみれ「あかりちゃんはどんな子なの?」
きらら「あたしの友達だったんだけど
ある日からいじめられるようになって酷いことしてくる子だよ」
私は話の内容をメモする。これを警察に言えば
きっときららちゃんも少しは救われるはず。
すみれ「きららちゃん、この話、
お巡りさんに話していいかな?
きっときららちゃんのためになると思うんだ」
きらら「そんな必要はないよ!だって、
みーんな呪い殺しちゃったもん!」
すみれ「…え…?」
呪い…殺した…?
きらら「あたし、幽霊なの。
だから人を呪い殺すことが出来るの!すごいでしょ!」
いやいや、怖いよ。今のは聞かなかったことにしよう。
幽霊の仕業で人が死んだなんて信じてもらえるわけないし。
きらら「あたし、あなたを助けるためにここにきたの!
あなたの名前、教えて?」
すみれ「すみれ、紫村すみれだよ。」
きらら「すみれちゃんがあたしみたいにならないよう、
ありのままに生きられるようにサポートするね!
これからよろしく!」
高校入学と共にきららちゃんとの生活が始まった。
きららちゃんに逆らったら怖いかもだけど
味方なら心強い気がする。それに…
こんなに可愛い女の子と一緒に暮らせるなんて。
少しだけワクワクした自分もいた。
閲覧ありがとうございました!
次回もよろしくお願いいたします
すみれちゃんときららちゃんの資料
https://50035.mitemin.net/i1111219/




