私の彼は、“結婚の話になると? 話をはぐらかすサイテーな男!”
私の彼は、“結婚の話になると? 話をはぐらかすサイテーな男!”
最初から彼と付き合う前から分かっていた事だけど、、、?
彼は私と結婚する事なんて、全く考えていないと分かった。
ただ私を彼は、“遊べる女だと想っているらしい。”
好きとか嫌いとかで私と付き合った訳じゃなく、私を彼女にしたら?
自分がしたい時に、私とデキるから付き合っただけ!
だから未だに、私と付き合っているのに他の女性とも遊んでいるのだ!
彼は私が何も知らないとでも思っているのか?
『“いつになったら? 私と結婚してくれるの?”』
『えぇ!? またその話かよ! それよりもっと俺の事見てくれない?』
『何よ、それ?』
『ほら? 俺の鼻の穴、10円玉も入るんだぜーい!』
『はいはい、分かった、分かった、』
『俺アレ、やりてーえ! 穴の毛抜く、アレだよアレ!』
『今、そんな話してないでしょ!』
『俺のパンツ、昭和の白ブリーフ!』
『“おじいちゃんが穿いてたパンツ!”』
『今、俺が穿いてるパンツは爺ちゃんから貰ったパンツやでーえ!!』
『ゲッ、ダサっ!』
『何をダサいなんて! 俺の自慢の爺ちゃんのパンツだぞ!』
『普通、若い男の子が穿くパンツって? トランクスでしょ!』
『“俺は完全に爺ちゃんの白ブリーフパンツ派なんだよ!”』
『じゃあ、ステテコでもその上に穿けば?』
『なんでそんな事知ってんだよ! ステテコも爺ちゃんから貰った
から今度穿くよ。』
『マジで?』
『マジマジ! 爺ちゃんの白ブリーフと白ステテコ。』
『“もうこんな彼氏と別れたい!”』
『いいのかよ、俺はそれでもいいよ。』
『バカ! 冗談で言ったに決まってるでしょ!』
『そうだよな~分かってるよ!』
『なんで、そんな言い方するのよ!』
『俺が先に言った訳じゃないだろう! なんで俺が怒られなくちゃいけ
ないんだよ!』
『ごめん、私が悪かったんだよね! 本当にごめんね。』
『まあ、いいよ! じゃあーお腹もすいたし、飯作って!』
『あぁ、もうそんな時間? 直ぐに作るね!』
『あぁ!』
・・・結局、なんやかんやと彼は違う話をし出して話をはぐらかす
彼は私と結婚する気なんてないんだろうなって思う。
まあ、そうだろうけど?
私は彼を信じたいとどこかで想っているのかもしれない。
だから今も、彼と付き合っているのだろうなって。
それでも彼と私は“結婚”がいつか出来るのだと信じたい!
無理だと分かっていても、私は彼と結婚したいと願ってるの!
『あのさ、私と結婚する気がないなら! 別れてもいいかな?』
『えぇ!?』
『“私も、もう直ぐ30歳になるし、結婚の意思がないなら?
少しでも早く別れた方がお互いの為にもなると想うの!”』
『・・・な、なんで、急に、そんな事を言うの?』
『“どうせ! 結婚の意思はないんでしょ?”』
『なんでだよ、そんな事! 俺一言も言ってないよな!』
『“言ってないけど? いつも直ぐにはぐらかすじゃん!”』
『そ、それは、まだ心の準備がデキてないって言うか、まあ、そんなに
慌てなくてもいいと思うんだけどな。』
『バカじゃない! 女の30は結婚適齢期でしょ! 今しないでいつ
するのよ!』
『・・・そ、そうなの、』
『当たり前でしょ! そんなのも分からないで、今まで私と付き合ってた訳?』
『・・・ご、ごめん、』
『で? どうするの? 別れるの? 私と結婚するの?』
『・・・・・・』
『じゃあ、もう別れましょ!』
『ちょっと待って! ちゃんと考えるから、明日まで返事を待ってほしい!』
『・・・わ、分かった。』
*
彼は次の日、一日も寝ずに考えて私にこう言った。
“結婚するよ、でももう少し先でいいかな?”
私は【別にいいよ】と答えた。
まさか? 彼からそんな事を言われると思っていなかったから?
ただただ驚いて、彼もまだ遊び足りないと思ってもう少し先に結婚を
先延ばししたかったのだろうなと思う。
でも? 私は彼と結婚出来るならいつまでも待とうと思うの!
結婚するなら、“彼だと私はずっと決めていたから!”
彼に私と結婚する意思があるなら? 少しは先延ばしでもイイのかなって。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。