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ヴァラール魔法学院の今日の事件!!

【smoking room talking】

作者: 山下愁

 ヴァラール魔法学院の敷地内の片隅に、喫煙室がある。


 何でそんなものがあるのかと言うと、学院の生徒や教職員に一定の割合で喫煙者がいるのだ。煙を愛する愛煙家たちの巣窟――もしくは楽園となっているのがヴァラール魔法学院の喫煙室である。当然だが未成年は手を出すことが固く禁止されており、校内でも未成年の生徒による喫煙は取り締まられている。

 上級生が研究に煮詰まって吸いに来たり、教職員がストレス発散で吸いに来たり、何かたまたま煙草が手に入ったから吸いに来たりなどの様々な理由がある。喫煙室を訪れる人物には物語があるのだ。


 そして、ここにも喫煙室を利用中の喫煙者が2人。



「すー……」


「ふー……」



 2人仲良く並んで長椅子ベンチに座って煙草を吹かすのは、問題児と呼ばれてヴァラール魔法学院を騒がせる用務員のユフィーリア・エイクトベルとエドワード・ヴォルスラムである。

 煙草を吸うことには慣れているのか、紙巻を咥えるその姿に貫禄がある。実際、用務員室の中でも喫煙者であるのはユフィーリアとエドワードだけであり、アイゼルネは煙草嫌いだし未成年組のショウとハルアは元々手を出せる年齢に達していない。


 ちなみに煙草嫌いなアイゼルネがいるにも関わらず煙草を入手した理由だが、以下の回想通りである。



『ちょうど煙草の在庫一掃セールをやってるのニャ。くじを引くのニャ』


『へえ、面白そうだな』


『やってみるぅ?』



 この会話からも分かる通り、購買部の在庫一層セールで獲得したのである。煙草を用務員室に持ち込む訳にはいかないので、こうして喫煙室で消費している最中だ。



「そういやさァ」


「なぁに?」


「この前さ、魔王くじを買ったんだよ。1万ルイゼ分」



 煙草を吹かしながら、ユフィーリアは特に面白みのない話題を提供する。


 魔王くじとは、くじに書かれた番号が当選すると高額の当選金がもらえる一攫千金を夢見る魔女や魔法使いたちが買う籤である。実際、高額の当選金がもらえて億万長者になったという魔女や魔法使いの話を聞いたりする。

 高額当選しなくても参加賞で300ルイゼが戻ってくる計算になっているので、ただの紙ゴミにならずには済むのだ。大半は紙ゴミか塵紙になるのだが、300ルイゼ分だけでも当選するならありがたい。


 顔をしかめたユフィーリアは、



「30枚買って、当選したのはたったの900ルイゼだけだった」


「参加賞だけじゃんねぇ。あんなの隕石が落ちてくることよりも当選確率は低いんだよぉ」


「そうだとしても夢があるだろ、億万長者」



 エドワードの正論に、ユフィーリアは「クソがよ」と悪態を吐いた。こうも正論を述べられると耳に痛い。



「それならハルちゃん籤がお勧めだよぉ」


「何するんだよ、それ」


「ハルちゃんにマギアナンバーの番号を選んでもらうのぉ。俺ちゃんはこれで10万ルイゼが当たったよぉ」


「アイツの第六感ってそんなところにも適用されんの?」



 ユフィーリアは素直に驚いた。


 マギアナンバーとは、自分で好きな番号を組み合わせる籤である。自分が選んだ番号が当選すると高額の当選金を獲得できる仕組みだ。

 世の中には未来予知があるのでマギアナンバーなど意味はないと思われがちだが、マギアナンバーは未来予知などの魔法を対策しているので当たりにくい。それを第六感だけで当てるのは凄い才能である。


 エドワードはVサインを見せ、



「焼肉奢ってあげたらやってくれると思うよぉ」


「第六感が優れてる時にやろうかな」


「高額当選したら情報提供としてご飯奢ってねぇ」


「当てるのはハルの第六感なんだから、お前の取り分は少ねえよ」



 そんなくだらない会話を交わしていると、喫煙室の扉が開かれた。



「あれ? ユフィーリアとエドワード君だけ?」


「お、グローリアじゃねえか」


「学院長も煙草を吸いに来たのぉ?」


「まあね」



 喫煙室に顔を覗かせたのは、黒髪紫眼の青年――学院長のグローリア・イーストエンドである。その手には小さな箱が握られており、喫煙室にやってくるということは煙草を吸いに来たのだろう。

 ただ、彼の握っている煙草の箱がやけに桃色をしている。よく見れば女性が好んで吸うとされている甘い香りと味が特徴の煙草だった。中性的な容姿の彼に合っているといえば合っているのだが、意外すぎて驚くしかない。


 グローリアは煙草の箱をユフィーリアとエドワードに見せると、



「これさぁ、購買部の煙草くじで引き当てちゃったんだけど」


「お前にしては珍しいブツを持ってるから驚いたけど、やっぱそれが理由か」


「そうなんだよ」



 嫌そうに顔を顰めたグローリアは、



「僕、甘い味の煙草は苦手だから嫌なんだけど。ユフィーリアかエドワード君、どっちか変えてくれない?」


「俺ちゃんはいいよぉ、変えたげるよぉ」



 エドワードが引き当てた煙草は、青色の箱が特徴的なものである。愛煙家御用達と謳われる種類で、ピリッとした辛さがある煙草だ。エドワードはどんな煙草でも吹かすので、辛かろうが甘かろうが別に関係ないのだろう。

 桃色の箱から青色の煙草の箱を受け取ったグローリアは「あ、辛い奴は好き」と呟く。すでに開封された箱から白い紙巻を1本だけ取り出して口に咥えると、魔法で煙草の先端に火を灯した。


 一方で桃色の箱を受け取ったエドワードは、



「エド、女の子用の煙草が壊滅的に似合わねえな」


「吸えりゃ何でもいいじゃんねぇ」



 ユフィーリアは隣に並ぶエドワードを見やる。


 厳つい顔をした成人男性が、女の子が好む細長い煙草を咥えている様を見ると何故か笑いが込み上げてくる。壊滅的に似合わなさすぎるのだ。

 エドワードは慣れた手つきでマッチを擦り、煙草に火を灯す。吐き出した煙に甘い香りが混ざり、喫煙室の天井に設けられた排気口に消えていった。



「甘いのも辛いのも平気だよぉ」


「元々お前って他人から煙草をもらう性格だったしな」


「え、そうなの?」


「仲良くなったおじちゃんとかがくれるんだよぉ。おかげで色んな味を楽しめたねぇ」



 驚いたような素振りを見せるグローリアに、エドワードはへらへらと笑いながら応じる。

 喫煙所では様々な情報が飛び交う、というのがエドワードの持論である。昔は戦争が起きた時なんかは各国の兵士がたむろする喫煙所に入り浸って情報収集をしたものだ。嗜好品である煙草を差し入れれば、ほいほいと情報をくれるものだからうってつけの場所である。


 短くなった煙草を灰皿に押し付けたユフィーリアは、



「グローリアは甘い煙草が苦手なんだな」


「甘いものは好きなんだけどね、甘い煙草はどうしても咳き込んじゃう」



 平然とした顔で愛煙家御用達の煙草を吹かすグローリアは、



「僕はユフィーリアが結構きつめの煙草を吸っていることに驚いたよ」


「葉巻とかいけるぞ」


「葉巻も吸うの? 凄いところ攻めるなぁ」



 ユフィーリアは2本目の煙草を箱から取り出して口に咥えながら「甘くなければ何でもいいわ」と言う。甘いものも苦手なユフィーリアにとって、甘い煙草など考えられない。

 普段から煙管を咥えてはいるものの、あれは冷気を吸い上げるだけの道具なので娯楽品ではないのだ。ユフィーリアだってたまには娯楽品に頼りたい時もある。


 すると、



「あ、先客ッスか」


「こんにちは」


「あれ、親父さん?」


「副学院長もいるぅ」



 喫煙室に顔を覗かせたのは、副学院長であるスカイ・エルクラシスと冥王第一補佐官のアズマ・キクガという珍しい組み合わせだ。

 特にキクガは仕事中に現世へやってきたのか、仕事着である装飾品の少ない神父服と錆びた十字架を首から下げている。頭には髑髏の仮面も乗せられていた。


 ユフィーリアは「いいのか?」とキクガへ問いかけ、



「仕事の服に煙草の匂いがつくぞ」


「そうなったらユフィーリア君が消臭の魔法でもかけてくれるのだろう? アイゼルネ君が嫌煙家だから、用務員室へ戻る際に何かしらの対策をする訳だが」


「あらやだ〜、よく分かってらっしゃる〜」



 キクガの推理通りだったので、ユフィーリアはもう笑うしかなかった。簡単に予想されてしまうほど内部事情を知られているらしい。



「キクガさんも購買部で煙草くじを引いてたんスよ。そこでたまたま会って」


「口寂しい時は吸っていたが、息子の前では吸わないようにしている訳だが。彼の綺麗な肺を副流煙で汚す訳にはいかない」



 エドワードの隣に座ってきたスカイの手には、黄色い煙草の箱が握られていた。箱の表面には南国特有の椰子の木の絵が描かれており、独特の雰囲気を伝えてくる。

 一方でキクガの手には、薄青の箱が握られていた。箱には海の絵が描かれており、波に乗る男の絵も添えられている。スカイとキクガが引き当てた煙草は南側で流通している煙草のようだ。


 スカイは魔法で煙草に火を灯したのだが、煙草を咥えたキクガは神父服の衣嚢から金属製の箱のようなものを取り出していた。



「キクガ君、魔石ライターなんて持ってるんだ」


「同僚が試作機として押し付けてきた訳だが。使い勝手がいいから使っている」



 グローリアがキクガの手に握られたものを指摘すれば、キクガは「かなり長いこと使っているが、壊れないでありがたい」などと返す。

 黒地の箱は蓋が開けられるようになっており、親指で蓋を押し開ければ小さな赤い魔石が埋め込まれた台座がお目見えする。キクガが魔石に煙草の先端を触れさせると、魔石が赤く輝いて煙草の先端に火を灯した。


 触れたものを燃やす『炎熱石』と呼ばれる魔石を用いた魔石ライターは、愛煙家の間ではなかなかの高級品と囁かれていた。キクガの使用している魔石ライターは見た目も高級感溢れるものなのだが、これが一点物の試作機とは誰が思うか。



「ところで、3人はこんな喫煙所で黙々と煙草を吹かしていた感じッスか?」


「最初は俺ちゃんとユーリだけだったんだけどぉ、途中から学院長も来たよぉ」


「うわ細い煙草が壊滅的に似合わないッスね、エドワード君」


「それユーリにも言われたぁ」



 スカイに話題を振られたのでエドワードが答えると、やはり吸っている煙草に注目された。厳つい顔の男が女の子に人気のある種類の煙草を吸っていれば二度見される。



「学院長が変えてくれって言うからさぁ」


「なるほどね、グローリアは甘い煙草が苦手ッスもんね」



 ケラケラと笑い飛ばすスカイは、



「つーかユフィーリア、この前校庭に氷の城を築いたじゃないッスか。あれめっちゃ凄かったんでもう1回ぐらい見たいッス」


「あ、確かに」


「グローリア、大丈夫か? あれ一応、問題行動なんだぜ」



 トチ狂ったことに問題児の問題行動を「もう1回見たい」などと宣うグローリアに、ユフィーリアは精神状態について問う。


 数日前に嫁のショウから提案された問題行動で、校庭のど真ん中にそれはそれはもう立派な氷の城を建築したのだ。あれは会心の出来である。

 ただ、あの城を作ってからショウが「エ○サみたいだ」などと言うものだから、浮気を思わず疑ってしまった。彼の口から知らねえ女の名前が出てくることに嫉妬するなど、ユフィーリアも大概である。


 そのことについて頭を抱えたユフィーリアは、



「ショウ坊の口から知らねえ女の名前が出てきた時点でもうさ……」


「ユーリぃ、よく考えなよぉ。ショウちゃんの世界にユーリのような魔女はいないんだよぉ」


「きっと何かしらの物語で、ユフィーリア君のような氷の魔法を得意とする魔女がいた訳だが。その物語の登場人物だろう」



 頭を抱えたユフィーリアをエドワードが的確な言葉で慰め、キクガもその慰めをフォローする。



「ショウ君やキクガ君が住んでいた異世界ってさ、想像できないよね。魔女や魔法使いはいないのに氷の城については知ってるし」


「科学技術が発展した世界な訳だが。こちらからすれば、目的地に一瞬で移動できる転移魔法や死人が蘇る死者蘇生魔法の存在が考えられない」


「たまに異世界の知識を教えてもらうッスけど、どれも興味深いものばかりッスよね。むしろ行ってみたい」


「副学院長が異世界に行ったら職質されるだろ」


「捕まるよねぇ」


「そんなことないッスよ!?」



 スカイが「失敬な」と憤慨したその時、喫煙室に女性の声が響き渡る。



「あら、皆さんお揃いですの?」



 その声を聞いた途端、ユフィーリアはまだ長い煙草を灰皿に押し潰して火を消していた。



「全員撤収!!」


「ユーリぃ、消臭魔法を頼んでいい?」


「まだ吸ってるのになぁ」


「いやー、有意義な話が聞けたッスね」


「ユフィーリア君、用務員室に寄ってもいいかね?」


「お待ちなさいですの。何故わたくしが喫煙室を訪れると示し合わせたように立ち去るんですの」



 声の主は不満そうであるが、妥当な判断だと言える理由が残念ながらあるのだ。


 煙草の箱を洋袴の衣嚢にしまったユフィーリアは、声の主へと視線をやる。

 そこに立っていたのは魔導書図書館の司書であるルージュ・ロックハートだ。真っ赤な髪と真っ赤なドレスを身につけた彼女は、同じような赤い箱を手に握っている。何故か危ない様子がある。


 実はルージュ、自作の煙草を喫煙室で吸って同じ時に利用していた喫煙者たちを軒並み保健室送りにしたのだ。もちろん自作の煙草に使われていたのは毒草である。



「お前と吸うと命がいくつあっても足りねえ」


「死にたくないよぉ」


「悪いけど、煙草を吸う以外の命を縮める行動は避けているんだ」


「出来ればルージュちゃんとは一緒になりたくないッスね」


「死ねアバズレ」


「何ですって、この朴念仁」



 ユフィーリアたちからの拒否の言葉に言及することはなかったが、やはり犬猿の仲とされているキクガからの純粋な罵倒には即座に反応するルージュ。バチバチと2人の間に紫電が飛ぶ幻覚が見える。



「大体ですの、わたくしは購買部の煙草くじで煙草を引き当てたから喫煙室に来ただけですの」


「お前も煙草くじやったのかよ」


「これが証拠ですの」



 ルージュがユフィーリアたちに見せた赤い箱は、ちゃんと市販として流通している煙草だった。煙草の箱には薔薇の花が描かれているので、ルージュにぴったりの種類である。

 どうやら自作の煙草は持ってきていないようだ。あんなものを吸われたらたまったものではない。


 完全に無害であることを理解したユフィーリアは、元の長椅子ベンチに腰を下ろす。それから新しい煙草を箱から取り出し、



「ルージュの奴も吸わせろよ、1本やるから」


「あらよろしいですの?」


「喫煙室の醍醐味だろ」


「俺ちゃんのもあげるからぁ、ルージュ先生の煙草もちょうだい」


「エドワードさん、女の子用の煙草を吸っているんですの? 運がないものに当たってしまったんですの」


「僕が引き当てちゃったから交換してもらったんだよ」


「薔薇の煙草なんて気になるッスねぇ、ボクも1本くださいッス」


「薔薇の煙草などトイレの芳香剤を味わうようなものだと思う訳だが」


「貴方にくれてやる煙草はないんですの」


「私も君にくれてやる煙草は持ち合わせていない訳だが」


「喧嘩しないの、2人とも」



 喫煙室の賑やかさは、煙草の匂いと共に増していく。



 ☆



 一方その頃、



「ユフィーリアたちは喫煙室で楽しそうにしていたから、俺たちもお菓子で対抗だ」


「ぷん!!」


「ぷんです」


「ぷン♪」


「何しとるんじゃ、お主ら」



 嫌煙家であるアイゼルネとそもそも煙草に手を出すことが許されない未成年組のショウとハルア、そしてリリアンティアはお菓子の煙草を咥えていた。お砂糖で作られたお菓子の煙草をぽりぽりと齧りながら、喫煙室にいる大人たちに対抗する。

 廊下の隅っこでしゃがみながらぽりぽりと食べているので、不良になりきれない子供っぽさがある。その様子を生徒や教職員が微笑ましそうに眺めていた。


 たまたま通りかかった八雲夕凪やくもゆうなぎが呆れたような視線を寄越してくるが、お菓子の煙草で大人の気分を味わっている最中の未成年組には知ったこっちゃないことである。

《登場人物》


【ユフィーリア】喫煙者。煙草を吸う時は大抵エドワードと一緒。喫煙中は問題行動を起こすことなく、話しかければ気さくに応じてくれるので、喫煙室を利用する大人たちから人気。

【エドワード】喫煙者。煙草を吸う時は大抵ユフィーリアと一緒。煙草は吸えれば何でもいいと考えているので様々な人から煙草をもらうし交換する。男性の喫煙者とは大体お友達。


【グローリア】喫煙者。甘い煙草は噎せちゃうので吸わないが、辛い煙草は平気。喫煙の頻度はそこまで高くない。

【スカイ】喫煙者。そこそこの頻度で喫煙室を訪れるし、何なら引きこもっている先の魔法工学準備室でも吸っている。吸いながら魔法兵器の設計をしている。

【ルージュ】喫煙者。自作の煙草は毒草を用いているので、喫煙室を訪れると決まって全員逃げ出す。ある意味でテロ。

【キクガ】喫煙者。息子の前では絶対に吸わない。同僚オルトレイが喫煙者なので一緒に喫煙室に行く他、自作の魔石ライターをもらったこともある。今のは3代目。


【ハルア】非喫煙者。煙草が吸えない年齢なのでお菓子で対抗。本当は吸ってみたいのだが、ユフィーリアとエドワードから許してもらえない。

【アイゼルネ】非喫煙者。嫌煙家なので煙草が嫌いだが、ちゃんと吸える。煙草が嫌いな理由は前職を思い出すから。

【ショウ】非喫煙者。煙草といえば叔父を思い出してしまうのだが、それはそれとして喫煙中のユフィーリアの姿を堪能しながら灰皿になりたい。でも烈火の如く怒られるのでやらない。

【リリアンティア】非喫煙者。長く生きてる11歳。家族は誰も煙草を吸っていなかったので、周りに喫煙者がいて驚いた。

【八雲夕凪】実は非喫煙者。毛皮に煙草の匂いがつくので嫌いなのだとか。

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― 新着の感想 ―
[良い点] やましゅーさん、お疲れ様です。 新作、今回も楽しく読ませていただきました。 喫煙所で仲良く会話をしているユフィーリアさんたちのやり取りがとても微笑ましくて楽しいです。日常的な風景が新鮮か…
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