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耽美奇譚

夢見る少女

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

耽美奇譚です。

カルペ・ノクテムに登場する、

アレニエの師であるシェーレはこれを患ってます。

彼女は極度の認識障害の持ち主だった。何時もヘンテコて、滅茶苦茶で、会話をすると延々と平行線を作りだす。正しく認識しているはずなのに、行動が全く伴わない。それは彼女の出生が原因なのか、それとも生立ちが原因なのかは定かではない。ただ一つ言えるのは、彼女は常に夢を見ているということだろう。


新しいキャラクターを書いている。背が高くてスタイルが良い。柔和な女顔。性別は男性。正しく男性。生殖体XY、男子トイレに入り、男湯に入り、決して女子校には入れない。それを正しく理解して、君と接しているはずなのに、君が女の子の格好をさせる事を当然としている。

小説の中で、彼には何時もメイド服を着させていた。ロリータも着させた。何時も彼は困った顔をして、私の顔を見る。何時も口を開いては閉ざす。話すことが無駄だと言うように。

「それ、新しいキャラ?」

「そう。背が高くてスタイルが良い。女顔の男の人。何時もメイドさんしてる。ロリータも着た」

私は彼に自分が描いている絵を見せながら答えた。彼はやや不思議そうな顔をして、暫く眺めた後、そっとノートを返した。

「男の娘って奴? ほら、娘って文字を使う、女装した」

「違うよ。男の人だよ」

そう、正しく彼は男の人。背が高くてスタイルがいい、女顔の男の人。でも着させるのは決まってメイド服、ロリータなどの可愛い服。彼の趣味ではない。私の趣味。でも男の人。

ぐるぐると矛盾した問答を繰り返し、思考が停止する。言語化がとても難しい。

「うーんと……。凄く犬に似た猫がいます。貴方はそれを見て、犬だと思いました。後から別の人に『それは猫だよ』と訂正され、貴方は正しく猫だと認識した。にゃーとないて、ゴロゴロと喉を鳴らし、構いすぎると逃げてしまう猫だと認識した。けれども買ってくるのは何時も犬用のグッズ。犬と暮らせるドッグラン付きのマンションに住んで、そこに放す。何時も首輪をつけて散歩する。他者から『可愛いわんちゃんですね』と言われたら『いいえ、この子は猫ですよ』と答える。そんな感じ。論理としてはきちんと認識しているけれど、見解として認識してくれない。だから全くおかしな行動が出る」

異常であると分かっている。狂っているとも思ってる。だから私は決してこのような事を人前で言うことはない。いじめの標的にされて終わり。そんなの苦しいから。

彼は私の支離滅裂な言葉を聞いて、暫く怪訝な顔をしていた。真っ当な人がする反応だ。

「分からなくて良いよ。分かる必要もない。ただこんな変な人間がいるという事だけ分かればいい。だから私、子供は要らないの。絶対に要らないの」

淡々と答える私に、彼はまた頭を抱えた。

以下何でも許せる方向け。

頭のおかしい人の妄言だと思って聞いていただけると。


私がアレニエに接する時、必ず起こる症状です。

正しく男の人だと認識し、女子トイレに入ることも女湯に入ることも許さないのに、必ず手に持つものがメイド服とロリータなんです。

そうしてそれを着せる事を当然としている。

ここからシェーレというキャラが生まれました。


異常だとは思っていて、おかしいとも感じています。

けれども手に持つものは、何時だってメイド服でロリータです。


故、このタイトルは偏に皮肉。

夢を見るのは少女だけな気がします。

大きくなるに連れて、現実突きつけられて、少しずつ、大人になっていく。

それでも彼女は夢と現の境が着いてない。




多分関わりのある話―小学生の時から妄想が凄かった。


小学生の校舎裏に、子供が書いたような人型の蛙が皆のプチトマトを育てている。という妄想をしてました。

いつもニコニコ、蛙のカエル子さん。


その人を空想の人だと認識し、私の頭の中だけに存在していると思ってます。

けれどもこの世界に居ることを当然としていました。

多分会いに行ったら、また、内心生み出したカエル子さんに抱きつきそうです。


胸像の話と良い、この頃から色々やばかった( '-' )

あ、不思議の国のアリスモチーフのキャラではイカレ帽子屋が好きです。(誰も聞いてない)


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