失恋☆すたーと
「…ありえない」
私は、放課後の静まり返った教室でつぶやいた。
「っ、ふざっけんなぁー!!」
叫んだ。職員室までまるぎこえだとわかっていても。
どーしても叫ばなきゃ私の気持ちはおさまらないよ。
今日、1年3ヶ月の間つき合ってた彼氏と別れた。
彼氏に…新しい彼女ができたから。
悲しい…けど悔しいっ!!
「あ~…もぉ!悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しい悔しいくやしぃ…って、えぇ?!」
「…ごめん、俺…忘れ物を…。でも何も見なかったことにするから」
「ッ…」
うぁぁ…恥ずかしい~。
同じクラスの支倉幹斗に、まさか見られるなんて!
「ごめん…はやく忘れてね」
「あぁ…ってか…きいたら悪いかもだけど、どうしたんだ?」
「…別に」
「彼氏とケンカでもしたのか?」
「…!」
「やっぱり?」
「…違っ…う!」
「はぁ?んじゃあ、ふられた?」
「うるさいなぁ!」「そうか…」
さっきまでからかうような口調だった支倉が、少し戸惑うような口調になった。「…俺も、ふられたんだ、今日。ってか今さっきな。忘れ物っての嘘でさ、お前みたいに、叫びにきた」
「支倉…」
「あー、まったく!恋愛ってやつは難しいな!」
「…だよね、すごく難しい…ッ…」
気づくと、私は泣いていた。
さっきまで、叫んで紛らわしていた感情が、支倉との会話でよみがえってきて…涙が溢れた。
「あっ、ごめ…俺のせい…」
「うぅ…違っ、ちがうから…ただ、悲しくて…。こんなに…悲しくなるなら…好きにならなきゃよかった……って…思っ…」
「そうだな…。でも今の俺らは、こんな経験をたくさんして大人になっていくんだから、そんなに…悲しむことじゃねーかも、よ?」
「…うそつき。支倉…ちょっと、泣いてる…」
「…うるせぇ!こ、これは夕日に反射して…るだけで、泣いてなんかねーよっ」「…支倉、ありがと…」
2人は、窓辺で肩を寄せ合い、それぞれの想いを話し合った。
「あのね、告白してOKもらえたとき、すごく嬉しかったの」「あー、それ分かる!俺も同じだ」
「でも…付き合って時間が経つにつれ、距離が広がってった感じがした」
「だな!最初はめっちゃラブラブ(?)できてたのに、だんだんよそよそしく…みたいに」
「それで、私ね…言われちゃった。お前は遊び、本命の子他にいるから別れてくんない?って」
「うぁ~、そりゃひでぇな…」
「ん、でもたち治れそうだよ。…支倉が慰めてくれたし…。話しもきいてくれてありがと」
「別に。今度メロンパンとかおごれよ」「あはっ、何それ。いいけど」
「らっきー!!」
「今まで、支倉とあんま話したことなかったけど、支倉ってめっちゃいいやつだね」
「…今まではいいやつのイメージじゃなかったんだ…」
「うーんとね、いいやつというより…不真面目?なカンジ!いつも寝てるし」
「あれは…バイトしまくってるから疲れてるんだよ!」
「バイト?何で?」「…もー関係ねぇけど、彼女の誕生日プレゼントとか、まぁいろいろ買うために…」
「そうだったんだ…。いろいろとご苦労様、だね」
「ま、明日っからは真面目に授業受けるようにするしな!」「そのいきだー!」「なぁ、これからお前のこと下の名前で呼んでいいか?」
「いいよ!じゃあ私も幹斗って呼ぶね」「おぅ!由香」
2人の恋物語は、始まったばっかり。
最後、しまりのない終わり方ですみません;;;
でも、読んでくださってありがとぅございます!
これからもハルカを応援していただけるとありがたぃです(*^-^)b