コブリン
そう言えばステータスプレートはどうなったのだろう。確認しよう。
斉藤 零
【年 齢】
17 【レベル】
12/100 【経験値】
80/1000 【H P】
13000 【M P】
12000 【攻撃力】
21000 【耐久力】
130000 【素早さ】
130000 【知 力】
128000 【幸 運】
130000 【S P】
おお!上がっている。早速スキルを試してみよう。
「鑑定」
・火属性魔法Lv.1……火の玉を放つことができる。消費魔力によって威力が変わる。
・水属性魔法Lv.1……水の玉を打つことが出来る。また、水を操ったり、氷を作ったりできる。
・風属性魔法Lv.2……風の刃を打ち出す事が出来る。射程距離が伸び、操作性が上がる。
・土属性魔法Lv.3……石の礫を相手に打ち出すことでダメージを与える。
・光属性魔法Lv.4……光の矢を放ち相手に大ダメージを与え、状態異常:麻痺を付与する。
・闇属性魔法Lv.2……闇の球を打ち出し相手を怯ませる。
・雷属性魔法Lv.1……電気の玉を作り出しそれを敵にぶつける。
・回復魔法Lv.1……対象のHPを回復させる。
おお!結構使えるものがある。他の属性も使ってみないと。
「身体強化」
全身が熱くなり力が湧き上がってくるのを感じた。
「これならオークくらい倒せそうだな。よし、行くか!」
俺はそのまま外に出て、近くにあった森に向かった。森の中に入ると、すぐに数匹のゴブリンを見つけた。
「あれでいいかな?やってみるか!えっと、『加速』『筋力増強』『豪腕』!」
すると、体が軽くなったような気がした。そして次の瞬間には目の前にいたはずのゴブリンが消えていた。
「あれ?どこ行った?」
辺りを見回すと少し離れたところで何かが落ちているのを発見した。
近付いてみるとそこには、先程まで生きていたであろうゴブリンの死体があった。
「これがレベルアップってやつか?」
その後もしばらく歩き回り、何匹も倒した。
「ふぅー結構疲れたな。そろそろ帰るか」
帰り道でも何度か魔物に遭遇したが、全て瞬殺した。
「ただいま」
「おかえりなさいませ」
「お!アリスさん!聞いてくださいよ?。俺、レベルが上がったんですよ!」
「それは良かったです。では、ステータスを確認してみてはいかがでしょうか?」
「そうします。あ、そうだ。ついでにこの国について教えてくれませんか?ここのこと何も知らないんで」
「わかりました。では、お部屋に参りましょう」
…………
「なるほど。ここはそんな感じなんですね?」
「はい。なので零様には是非とも頑張ってもらいたいのです」
「任せて下さい。俺だってやれば出来るんですから。まぁ、今日はもう遅いし寝ることにします。お休みなさい」
「お休みなさいませ」
こうして、初めての実戦訓練は幕を閉じたのだった。
翌日、朝食を食べ終えた後、王様が部屋にやってきた。
「昨日はよく眠れたか?」
「はい」
「うむ、それはよかった。今日はこれからお主の実力を測るために模擬戦をしてもらう」
「えっ!?」
王様の言葉を聞き、俺は驚きの声を上げた。
「あの、王様?戦うなんて無理ですよ?」
「うむ、そうじゃろうと思ってな?ここにいる騎士達と戦ってもらうことにした」
「「はあっ???!!!」」
こうして、いきなり始まった模擬戦。一体どうなるのか?
「それでは両者位置につけ」
王様の指示により、俺達は位置についた。
「ルールはどちらか一人が戦闘不能になるまでだ。よいな?では、はじめ!」
その合図と共に相手は剣を抜き、こちらに向かってきた。
「くらえ!」
「うわああ!」
「大丈夫か!」
「はいっ!なんとか……」
「チッ!てめぇ!よくも!」
「うむ、では次!」
「私達がやります!」
「ほう!やる気があるようで何よりだ。では、前へ出よ」
「はい」
「それでは、始め!」
「行きます!」
「かかってこいやーーー!!!」
「おりゃーー!!!」
……数分後
「勝者、アリス=アルブム!」
「やったーーーーー!!勝ったぞおおおぉぉぉ!!」
「負けた……ちくしょおおおおおお!!!」
「さて、次は誰にするかな?」
こんな調子で始まった戦いは、どんどんと進んでいった。
「はぁはぁはぁ」
「はぁはぁはぁ」
「そこまで!」
結局最後まで残ったのは、俺ともう一人の男だけだった。
「くそ!お前のせいで!」
「こら!喧嘩をするでない!結果は引き分けとする。両者ともご苦労であった」
「ありがとうございます」
「二人とも見事である。これでお主らは立派な冒険者の仲間入りというわけだ」




