キャラクター紹介など
エピソードの順番の関係で、第1話(プロローグ)の中身をキャラクター紹介に変更しました。
ネタバレになる情報も多々あるので、本編未読の方は閲覧注意です。
◆カロリーナ・サンチェス(結婚後:カロリーナ・ルビー・マルティネス)◆
→サンチェス公爵家の次女で、第二皇子妃。帝国に嫁ぐまで、『サンチェス公爵家唯一の出来損ない』と蔑まれていた。
◆フローラ・サンチェス◆
→サンチェス公爵家の長女で、近年稀に見る才女。カロリーナを蔑んでいた人物。
◆レイモンド・サンチェス◆
→サンチェス公爵家の当主で、セレスティア王国の宰相。真面目で厳しい人だけど、親バカの一面も……。
◆ネイサン・フィリップス◆
→セレスティア王国の国王で、レイモンドの主。普段はヘラヘラしているものの、君主の才能はピカイチ。
◆エドワード・ルビー・マルティネス◆
→マルコシアス帝国の第二皇子で、『烈火の不死鳥』団の団長。『戦狂いの第二皇子』と恐れられている。常に無表情+無愛想なので、誤解されやすい。
◆テオドール・ガルシア◆
→エドワードの側近で、『烈火の不死鳥』団の副団長。優れた魔法の才能を持っており、頭も切れる。
◆マリッサ・キッシンジャー◆
→キッシンジャー伯爵家の三女で、カロリーナの専属侍女。帝国一の美女と名高い美貌を持っている。
◆オーウェン・クライン◆
→クライン男爵家の次男で、カロリーナの護衛騎士。性格はひねくれているものの、テオドールに次ぐ実力者。
◆エリック・ルビー・マルティネス◆
→マルコシアス帝国の皇帝で、カロリーナの義父。基本的に温厚で優しいが、いざって時は頼りになる。
◆ヴァネッサ・ルビー・マルティネス◆
→マルコシアス帝国の皇后で、カロリーナの義母。氷のように冷たい無表情なので、よく怖がられる。
◆ギルバート・ルビー・マルティネス◆
→マルコシアス帝国の第一皇子で、マナ過敏性症候群の患者。カロリーナのことを『師匠』と呼んで、慕っている。
◆メルヴィン・クラーク・ホワイト◆
→教皇聖下の地位を賜る人物で、神聖力の使い手。常に穏やかで、優しい人。
―――――――――キリトリ線―――――――――
・セレスティア王国について
→神聖国と呼ばれるほど、信仰心の厚い国。聖女文化を築き上げ、栄えさせてきた。
・マルコシアス帝国について
→魔法文化の発達した国で、大陸の大半を支配下に置いている。
・魔力について
→空気中のマナを原材料に作り出すエネルギー。人によって、魔力の質と量は異なる。質はマナ濃度によって、左右される。
・魔法について
→魔力持ちは珍しく、実用段階に達する者はもっと少ない。また、属性は変化しやすく、ある一定の年齢に達すると安定する。
・マナ過敏性症候群について
→空気中のマナを敏感に感知してしまう病。子供に発症しやすい。でも、年齢を追うごとに症状は改善されるため、そこまで問題視されていない。
・神聖力について
→神の聖なる力。魔力とは似て非なる力で、相性が悪い。治癒・浄化・増幅の三つの能力がある。