92話:木下輝彦さんが、やばい1
6月28日、2階の部屋に住んでる木島葉子さんが早足で階段を降りてきた
かと思うと大変なの助けてと犬山淑子と吉田和子に助けを求めてきた。輝彦さん
が苦しそうなのと言った。すると良男が体温計と血圧計をくれと言い犬山淑子
から渡されると直ぐに2階に駆け上り奥さんの葉子さんを呼んだ。良男が
体温36.7度、脈拍、上が142,下が110、脈拍をとると80で年齢が
75歳。これをメモ帳に書いた。
そうして自分の大型1Boxカーの1席をフラットにして、犬山重臣と
犬山淑子と葉子さんをのせて、電話した救急病院に運んだ。メモした紙を
みせて治療室に入り血液、尿もとって眼底検査や目の検査、胸部、腹部の触診を
して、腹部、頭部、CTスキャン、体幹部のMRIをとり2時間ほどして、
診察室に呼ばれて葉子さんと犬山重臣と犬山淑子の3人が入って聞いた。
出てくると葉子さんが顔面蒼白になった。
そして木島輝彦さんが緊急入院となった。話によると肺と肝臓に嫌な影が
あって肺がんと肝臓癌の疑いがあると言う。2日後、病院から呼ばれ木島葉子
さんと犬山重臣と犬山淑子がついていった。すると循環器科の偉い先生が多分
、肝臓癌が静かに進行して肺に転移したと思われると言い肝臓癌は既に進行して
いて手術は出来ない癌治療しても延命はするが副作用が大きい事と患者さんの
容態を考え合わせると厳しいかも知れないと告げた。
すると犬山重臣が先生のお考えの、これからの治療法はと聞くと緩和ケアで
苦しまずに過ごす方法が患者さんのためにも良いと考えますと言った。ただし
緩和ケアの場合、特別室で快適な環境作りのため費用がかさみますと言った。
いくらくらいですかというと1日2万円から5万円ですと言った。すると
木島葉子さんが、そりゃ無理ですと言った。単刀直入に伺いますが良いですかと
犬山重臣が先生に聞くと構いませんよと言うので余命は、だいたいどの位だと
考えておられますかと聞くと難しい質問でズバリ当たるという訳にはいかない
ことを承知いただければ、話しますというので、了解した。すると多分3ケ月
から9ヶ月、1年は難しいでしょうと言った。すると木島葉子さんが、そりゃ
、あんまりだわと言って取り乱したので淑子さんが気丈に診察室から連れだした。
その後、犬山重臣が、わかりました、ところで、その緩和ケアの部屋は空いてる
のですかと聞くと、それは事務で聞いて下さいと言ったので了解しました、
ありがとうございましたと言って診察室を出た。待合室で木島葉子さんを介抱して
いる淑子さんに、ちょっと事務室で聞いてくることがあるからちょっと待っていて
くれと告げてエレベーターで1階の事務室で緩和ケアの空き状態を聞くと最近3室
、空いたと言い1室が1日1万円、もう一つが3万円と言った。全部込みの料金
ですねと確認すると消費税抜きの値段で全部込みだと言った。
違いはと言うと3万円は患者さん用ともう1つベッドとソファーベッドが
あり部屋が高層階で広い2万円はソファーベッド1つと中層階だと言った。
どちらも、景色や太陽の入り方は同程度で快適ですと言った。2万円の部屋
を予約して、キャンセルは可能かと聞くと、3日間の間に決めて下されば
結構ですと言った。了解と言い2万円の部屋を予約しておいて下さいと言い
、患者の名前を伝えた。




