78話:長女、幸子の訪問
2010年4月に犬山重臣の所にシドニーに住む長女の幸子から電話が入り
5月12日に日本に行くから会いに来たいと言うので、何しに来るのか聞くと
、結婚した梅沢新一さんの埼玉県浦和市に住む、祖父の葬儀に参列するためだ
と言った。そして5月14、15日の2日間、泊まらせてくれるかと聞くの
で了解した。
やがて5月14日、11時に家にやってきた。家に着くなり、すごい豪邸、
新宿からタクシーで幡ヶ谷まで近いし、どうしたのと聞くので奥さんの実家
の家なんだよと答えた。以前、住んで中野郊外の借家とは月とすっぽんと
言って笑った。少しして吉田和子さんが来ると幸子さん久しぶりと挨拶し、
もしかして、おめでたですかと聞くと、はい、妊娠5ヶ月と答え、今年の冬
、11月、出産予定だと伝えた。和子さんが、もう少しで昼食出来るからね
と言うと、ご馳走になりますと言った。
犬山重臣が旦那さんの梅沢新一さんに、この度はご愁傷様ですと言うと
、実は祖父には学生時代、学費の援助を受けて、お世話になったんですよと言い
、おじいさんのお陰で一橋大学には入れて今の仕事に就けたので感謝しても
感謝しきれない程の恩があるんですと話してくれた。子供さんはシドニーで
産むのですかと聞くと、そのつもりですと答え、あちらも医療水準が高く
心配ないのと日本に比べて何かと都合が良いと言った。
昼ご飯の用意が出来たわよと和子さんの声がしてテーブルに着くと回鍋肉と
ワンタンスープが用意されて6人で早速、食べ始めて幸子さんが子供が出来ると
食欲がまして以前では考えられないほど食べちゃうんですと笑いながら言った。
だから明日と明後日は皇居、東京駅ビル、日本橋、銀座を散策するつもりです
と話してくれた。すると食事した後、運動のために車で代々木公園と明治神宮
を散歩しようかというと是非、お願いと言われ了解した。
明治神宮と代々木公園を1時間ほど散策して15時半頃に家に帰ってきた。
その後、梅沢夫妻が、ゆっくりと風呂に入って夕食後、母の淑子さんが幸子に
今後、どうするのと聞くと当分の間、シドニーで生活すると言った。それに対して
なぜ日本に帰ってこないのと聞くと投資中心で資産を増やしている生活を日本
ですると半分以上、場合によっては75%も税金で持って行かれるので、
日本に帰ってくる気は無いときっぱりと言った。
この話を聞いていた犬山重臣が幸子も変わったなと言い
「金が出来ると人が変わると言うが、あまり強欲になりすぎると、しっぺ返し
を食らうぞ」と言うと大丈夫だよと強く反論した。そして床について、翌日、
タクシーで新宿へ行き、中央線で東京へ行き、東京駅ビル、日本橋、銀座を
ぶらついて、夕方5時過ぎに家に帰ってきた。そして早めに床についた。
翌日、2010年5月16日、6時過ぎに家を出て、成田へ行き、そこから
シドニーへの帰っていった。その後、6月梅雨、7月、8月の暑い夏を越えて、
9,10月、涼しい秋になり、やがて冬になった。




