表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
75/100

75話:木下貴子さんの突然の死1

 2009年春になり犬山重臣、淑子さんと同居してる吉田夫妻と桜の名所

として有名な目黒川の花見に出かけ混雑している中、きれいな写真をたくさん

撮った。5月になりマイカーでドライブしながら奥多摩湖の山桜を見たが

やっと暖かい季節なった。その頃、海老名の老人シェアハウスの義理の母、

木下貴子さんは同年代の仲の良い女友達と花の名所を巡ったりカラオケ行ったり

、食事に行ったりして生活している様で年に2-3回程度しか東京の家には

帰ってこなくなった。


 2009年の夏、東京で過ごすことになりクーラーを効かせてWOWOW

の映画を楽しんで見ていた。9月になり、動き出して、富士五湖、奥多摩など

へドライブする事が多くなり東京近郊にも良い温泉がある事を再確認した。

 例えば奥多摩から更に山梨方面へ向かった小菅村にある多摩源流温泉・

小菅の湯は、川のほとりの良い温泉だ。中央高速を下って行くと石和温泉、

湯村温泉、塩山温泉など中央高速沿いだけでも20件はくだらない温泉地だ。

 

 その他、早朝、朝日を見ながら入れる、

「ほったらかしの湯」が気に入って、そこを起点として、信州、諏訪、

松本、蓼科、清里へドライブをする様になり、「信州そばの新そば」も

食べに行く様になった。そうして11月になり、やがて2010年を迎えた。

 2010年になりインフルエンザの流行が報道され、東京でも学級閉鎖が

増えた。犬山重臣の所でも身体の弱い、吉田良介さんが1月10日から39度

の熱を出してインフルエンザだと診断されてリビングから一番離れた日当たり

の良い部屋で1人寝るようになった。


 奥さんの和子さんが懸命に看病し身体の温まるショウガ紅茶やネギの味噌汁と

栄養満点の食事を作って療養を助けて1月13日には薬を飲んでせいもあってか

37度台まで熱が下がり1月15日の朝、寝間着にびっしょりと汗をかいて平熱

に戻りインフルエンザを退治したようだ。他の人も手洗い、うがい、マスクを

て栄養のある食事を心がけた。その後インフルエンザは出なかった。


 しかし2月3日の寒い朝、早朝、突然、電話が鳴り取ると海老名の老人シェア

ハウスからで木下貴子さんが39度以上の熱を出し彼女の仲良しグループも

インフルエンザにかかったようだと連絡が入り直ぐに熱の高い人を病院に

連れて行くと連絡してくれた。そこで犬山重臣、淑子さんが7時過ぎに車で

海老名へ向かい9時半に厚木の病院の救急へ到着すると老人シェアハウスの

人が3人いて6人全員がインフルエンザとわかり同じホーム11人中7人が

インフルエンザになったと教えてくれた。特に具合が悪いのが高齢の木下貴子

さんと友人の佐藤友美さんの2人でICUに入り肺炎を併発しないように

集中治療を施していると言った。もちろん面会謝絶だった。


 その後、担当した医師がきて重症の2人は何としても肺炎を起こさない様に

、最大限の治療をしているといい早くても5-7日間はICUに入院となる

でしょうと話してくれた。仕方ないので厚木に宿を取って2-3日様子を見る

ことにした。2010年2月5日、木下貴子さんが肺炎を併発したと連絡があり

数人の医師と看護婦が慌ただしく動き回っていたので聞くと、今は、なんとも

言えないと言い難しい表情をした。


 2月6日の早朝、電話で病状が悪化して危篤状態になったと連絡が入り

、朝7時半に病院に着くと担当医師が残念ながら、ご臨終ですと言った。

会いに行けないのですかというと、まだウイルス感染の危険性があるから

、会えないと言った。10分後、インフルエンザは陰性だったので面会

できますと言われた。


 それでもマスク、メガネ、白衣に着替えて病室へ入り面会した。以前お会い

した、みずみずしい肌とは、ほど遠く、亡くなった事を実感させられた。

 最終的には肺炎を併発して亡くなったと言い死亡診断書を書きますので少し

お待ち下さいと言われた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ