71話:吉田さん達の東京見物
4月28日午後4時頃に、吉田一雄さん一家が帰ってきた。皇居を散歩して、
その後、池袋のサンシャイン水族館に行って、多くの珍しい魚を見てきたと言い
、3女の明美ちゃんが人が、いっぱいと可愛い声で言うと大笑いとなった。
和子さんが、お腹空いたでしょと言い、豚肉と野菜の炒め物と鶏の唐揚げと
、寄せ鍋を女性達と一緒によそって食べ始めた。
俺、鳥のからあげ大好きと長男の一郎君が言い、すごい勢いで食べるので
和子さんが、おかずは逃げていかないから、ゆっくり食べなさいと言うと
笑い声が上がった。30分位で子供達は食べ終わりテレビを見始め大人達が
、ゆっくりと今日の皇居の話を聞きながら夕飯を食べた。吉田一雄さんが、
皇居には、外人さんが多いのには、驚いたと言い、あれだけ広い場所なのに
、狭苦しい感じがしたくらいだと話した。また皇居をジョギングしてる人が多く
、その光景もめずらしく東京の人って元気なんだなと笑いながら言った。
池袋も駅を降りると人だらけで昼食をとるのも大変な位だったと言い、
大都会なんだと実感した様だ。明日、上野動物園に行って昼過ぎの列車で青森
に帰りますと言った。吉田一雄さんは農機具の会社の営業マンとして青森営業所
の課長として働いていて、すっかり田舎の人になってしまったと言い東京の
混み方には、ちょっとついて行けないので地方勤務でちょうどいいと笑いながら
言った。
家賃も安いし、うまいものも食べられて幸せだと話してくれた。そして地方に
勤務していると転勤命令が少ないので安心して同じ地域に人脈を作れるので、
仕事も着実に伸びてくると語った。また青森ねぶた、弘前城の桜を見に来て下さい
と言い、良い温泉もいっぱいありますので、お待ちしてますので、是非、
お越し下さいと言ってくれた。その話を聞いた淑子さんが可愛い、お孫さん達に
、お会いできて楽しかったわ、また来て下さいねと、次女の美幸ちゃん5歳、
3女の明美ちゃん3歳の頭をなでた。すると2人が美味しい、ごはんを
食べさせてくれて、ありがとうと、和子おばあちゃんに、お礼を言った。
その声を聞いて
「和子さんは、涙ぐんで、みんな良い子に育ってるねと1人ずつ抱きしめた」。
この日も青森の吉田家の人達が風呂を出て、もう一度、風呂を沸かし残り4人
が入った。翌朝、8時頃、青森の吉田家の5人が起きてきて朝食をとり、その後
、和子さんが圧力鍋で再び、手早く、ごはんを炊き、朝食を素早く、食べ、
おにぎりをいっぱい握って、唐揚げと卵焼きを入れて5人分のお弁当を作り
9時半には全部作り終えて、各人が自分のバッグに入れて長男の一郎君が、
みなさん、本当に、お世話になりましたと、お礼を言って、和子さんが、
孫達、1人、1人を抱きしめて、これからも元気でねと、お別れをした。
これをも見ていた、
「淑子さんは母と別れて暮らしてることを思い出したのか涙を浮かべて、
青森の吉田家の5人を送り出した」。




