64話:木下家に引っ越して来て!
2月18日昼頃、突然、電話が入り自宅に戻ってきてるのと言うので慌てて
車で木下家に行くとリビングでゆったりと座っている貴子さんに、どうした
のですかと聞くとシェアハウスの人が用事で車で出るというので海老名駅まで
送ってもらい小田急線急行に乗って下北沢で普通に乗換え参宮橋からバスに
乗って家の近くでおりて、帰って来たのよと言った。
たまに東京にも出て来ますから宜しくと言った。淑子さんが勝手に出て来て
大丈夫なのと言うと、ちゃんと行き先と帰宅時間を書いてたので大丈夫と言い
、老人ホームじゃないので、かなり自由なのと言い、そのうち暖かくなったら
、ハイキングやカラオケに行ったりもするようよ話してくれた。
この自由な感じが気に入ってシェアハウスに入ったのよと言った。それに対して
、それは良いですねと犬山重臣が言ったが、もし今度、来る時には一度電話して
いただけるともっと安心なのですがというと、あら、ごめんなさい、今度から
そうするわと言った。
その後、貴子さんが、そのうち、できたら、この家に住んでいただけない
かしらと言いだし、その理由を聞くと人が住まなくなった家は、直ぐに壊れて
いくと聞くし、あなた方も高い家賃を払って中野の家に住まなくて済むし、
良いでしょと言い、もし犬山重臣さんの、ご兄弟も近くに住んでらっしゃる
なら一緒に住んでもらっても全く問題ないのよと言った。それを聞いて犬山重臣
は、ありがとうございます、姉たちとも相談してみますと答えた。その後、
寒くなる前に、帰りますというので、犬山重臣が下北沢駅まで貴子さんを送り
淑子さんが改札口まで見送って、自宅に帰った。
その後、久しぶりに犬山重臣がに姉の和子の所へ行き、木下家に入って
欲しいと言う話をすると和子が、
「え、ホントと言い、うちの旦那さんが60歳で定年となったが病気をして
働けないので私1人で給料と彼の年金では家計が厳しいと言い子供達も独立
して地方に転勤しているので金を借りる訳にも行かず困っていた」と話した。
「ところで家賃はいくらと聞くので、家賃は、いらないよと言い、炊事、洗濯
、家事、留守居番をしてくれれば、それで言うと、えー、そんな、うまい話
なんて信じられない」と言った。
そこで内情を話し自分達も月16万の家に住んでるが、そこを出ると楽に
なるから家賃は大丈夫だと言うと、それは助かるは、喜んでくれた。奥さん
の淑子さんが時間があれば見に来られますかと聞くと良いんですかと言い、
淑子さんがえー結構ですと言った。そこで和子さんと犬山夫妻の3人で
木下家に向かい、
「玄関を入るなり、すごい大邸宅ねと叫んだ」。
「廊下から20畳のリビングと10畳のダイニングキッチンと大きな
キッチンと2つの流し台、その先に8畳の和室と洋室が2つあった」。更に
「現在、物置になっている10畳の洋間と仏壇のある12畳の洋室
に8畳の洋間1つ、こんなに広いのに誰も住んでないの信じられない」と
、あっけにとられた。
和子さんが掃除できてないから物置場の10畳を片付ければ、たくさんの
人が住めますと笑った。とにかく片付けた方が良いわと言った。すると淑子
さんが手伝っていただけますかと聞くと無料で住まわしてもらえるのだから、
喜んで片付け掃除しますよというと、それは助かりますと言った。そして
引越の日を決める事になり3月1日を目標に引越の準備をする事になった。




