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57話:義理の弟の話2

 それなら、今、書類を書くからハンコを押しなさいと貴子さんが言い、

便せんに財産分与として2000万円を贈与すると書き、下段に以上の事、

了解致しましたと書いた書類を作り、上段に、父、木下公彦の実印を押し、

下段に重道のハンコをと言うと、持って来てないというので、拇印を押し

なさいと言い押させた。あなたの銀行の口座番号というと手帳を出して

、メモして貴子さんに渡した。これでいいですねと貴子さんが言うと重道

さんが小さな声で、わかったよと反抗的な顔で言うと貴子さんが馬鹿者、

そんな優柔不断で煮え切らない男だから公彦さんが、あなたに見切りを

つけたのよと大きな声で怒鳴った。


 そうして淑子さんが重道さんに、しっかりしてよと肩を叩いた。すると

、小さくうなずいて財産分与の2部の書類の1部を持って去って行った。

 木下重道さんが帰ってから淑子さんが母の貴子さんに、どうしたら良い

と聞くと、とりあえず、私は、まだ大きな病気もないし元気だから、

また、ちょくちょく、家に顔を出してと言い1人で気儘に生きて行くわと

言い、お互いに、その方が気楽だと思うと笑顔になった。


 でも、もし具合が悪くなったり家を改修とか売ることになった時には助けて

と言い、もし自分で自立して行くのが厳しくなったら淑子の家の近くの老人

ホームに入るわと言った。ありがたいことに公彦さんが十分な財産を残して

くれたから経済的に困ることは無いわと言い税金とか、わからないことが

あったら、犬山重臣に、お願いする事が多くなるかも知れないので宜しくね

と言った。わかりました、できる限り協力しますと、犬山重臣が木下貴子さん

に言った。


 やがて2月17日になり立川葬儀所で葬儀が行われ木下家の関係者18名

、仕事関係社22名、犬山家関連が2名の合計42名で盛大に葬儀が行われ

、仕事関係のある大手企業の社長が弔辞を読み上げ木下公彦さんの厳しさと

優しさについて話をして、お礼を述べた。弔電の中には国会議員や企業の社長

からも数多くの弔電が来ていて花輪の数も多く故人の仕事での活躍ぶりを推し

量ることが出来た。お墓まで行って葬儀が終了して木下家へ犬山重臣と淑子

さんと木下貴子さんお3人が帰って来て、お茶を飲んで貴子さんが、これから

も宜しくねと、犬山重臣に言うと、わかりましたと言い、淑子さんも、

ちょくちょく、実家に、お邪魔しますと笑いながら言った。


 葬儀が終わって3月に木下貴子さんにハワイクルーズに行きませんかと

、淑子さんが聞くと、お父さんが亡くなったばっかりで大丈夫かしらと言うと

、奥さんが家で暗くしてるよりも明るく元気に笑っている方が良いに決まって

ますよと言うと行こうかしらと言い犬山重臣が4月5日からのハワイ4島

クルーズのノルウェイジャン・クルーズに3人で使えるジュニアスイート

の船室を予約した。

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