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やり直し野球人生 〜次こそは後悔のない人生を〜

作者: 近衛 宗晃

どうも!近衛宗晃です。初投稿なので何卒、よろしくお願いします。

誤字、脱字、アドバイス、ご指摘、などがありましたら、やさし〜い言葉で感想に書いて欲しいです。笑

※この作品のステータスはパワ◯ロをモデルに書いています。

俺は今ものすごく後悔をしている。


中学生のときバスケ部に入った。元々は野球部に入ろうとしたが小学校の頃、野球をしていた友達から話を聞くと、野球の道具を揃えるのにかなりお金がかかるらしい。だから俺は親に迷惑をかけないようにバスケ部に入った。


だけど、結局長続きせず半年でやめてしまった。


それからは帰宅部になり、高校でも同じだった。


そして学校が終わって家に帰って来ると、もともとゲームが好きだったからかゲームに没頭するようになった。


ポケ◯ン、ド◯クエ、ウ◯イレなど、様々なゲームをやっていたが年を重ねるごとにほとんどパワ◯ロか信◯の野望しかやらなくなっていた。


そして冒頭に戻るのだが、パワプロをやっているうちにプロ野球にも興味をもち、テレビでプロ野球を見たり、自分でも野球がやりたくなってパッティンセンターにも行った。


そして思ったのが中学のときバスケ部ではなく野球部に入ればよかったと。いやむしろ小学生の頃からやっていればと、ものすごく後悔をした。


それから大学4年になり就活が始まったが、まったく内定がで出なかった。中学の頃から大学までずっと帰宅部でバイトもせず家に帰ってゲームをいていたやつなんかどこの企業が採用するのか、どこの企業もこんなクズを採用しなくて正解である。


そして内定が決まらないなか、ふと思ったのが『パ◯プロのマイライフのようにサクセスで作った選手を使ってプロ野球選手になりたいな〜、そうすれば就活しなくていいのにな〜』と、中二病全開のアホな妄想がでてきた。


だから、せめてゲームの中だけでも、と思い自分が好きなパ◯プロのキャラの友◯亮をサクセスで再現し、マイライフをしていたとき俺は寝落をしてしまった・・・。






(りょう)ちゃ〜ん、早く起きなさーい学校遅刻するわよ〜」


母さんがいつものように1階から俺を起こすように声をかけてきた。


「ん、ん〜・・・あれ、いつの間にか寝てしまってたのか」


俺は寝ていた体を起こした。


「ふぁ〜、寝っむ、ん?」


あれ?昨日ベッドに入って寝た記憶がないぞ?と思い部屋を見渡すと、大学の入学祝いに買ってもらったパソコンが無い。


「え?あれっ!?」


俺は飛び起き、いつもパソコンを置いてあるところに行くもやはり無い。


「そういえば、部屋の物の位置がいつもと違うような・・・」


服の位置や教科書などの位置も違う。


俺は急いで1階に行き、母さんを問いただした。


「母さん!また、俺の部屋の中弄ったでしょ!てかパソコンどこにやったの!?」


母さんはいつもどおり優しそうな、だけどちょっと困ったような顔で、


「え?お母さん、(りょう)ちゃんの部屋の中の物触ってないわよ?というかパソコンって何のこと?」


母さんは本当に全く知らないような困惑した顔でそう言った。


「え?本当に?大学の入学祝いで買ってもらったやつだよ!!」


「何言ってるの陵ちゃん?あなたが入学したのは高校でしょ?朝から寝ぼけてるの?」


母さんの、全く嘘をついているように見えない顔から、俺は呆けた顔にたってしまっまた。


「は?嘘でしょ?母さん。今年って西暦何年?」


俺は少し焦ったような不安げな感じで母さんに聞いた。


「陵ちゃん、もう今年が何年か忘れたの?今年は2015年よ」


「は?」


確かに俺が高校に入学したのは2015年だ、つまり俺はタイムスリップしたことになる。


俺は混乱しているなかで、ふと視界の端になにかゲームのメニュー画面のようなものに気づいた。


「なんだこれ・・・」


よく見てみると、《能力》と書かれたメニュー画面であった。


その不思議なものを見てると


「陵ちゃん何してるの?早くご飯食べないと学校に遅刻してしまうわよ?」


と、言われ、はっ、となった俺は慌ててご飯を食べていると


「おはよ〜」


父さんが起きてきた。


ちなみにうちはサラリーマンの父と主婦の母と俺の、いたって普通の家庭である。


そして俺はご飯を食べ終え、混乱しつつも学校の準備をして家を出た。


俺は学校に向かいながら先ほどの《能力》について考えていた。


俺はまるでゲームのようなラノベのようなことが起きていることに関連しているだろうと思っていた。


実際に《能力》について意識を向けてみると


ミート G(10) Exp1/10

パワー G(10) Exp1/10

走力 G(10) Exp1/10

肩力 G(10) Exp1/10

守備 G(10) Exp1/10

捕球 G(10) Exp1/10


と、出てきた。


俺は思わず


「パワ◯ロじゃねーか!!」



声を上げてしまった。


すぐに周りを見たが、幸いにも誰もいなかった。


だがよく見てみるとExpと書かれていた。


Expということは経験値ということだろう。


俺はこれがパワ◯ロのようにトレーニングで貯まると思ったが、時間がやばいと思い、急いで学校にむかった。


入学式とクラスで簡単な自己紹介をしてその日は解散となった。


そして、急いで家に帰り運動をするような服に着替え、グローブやバットをもって外に出た。


実験をする前にもう一度自分の能力を見てみた。



ミート E(10) Exp1/10

パワー F(10) Exp1/10

走力 F(10) Exp3/10

肩力 D(10) Exp1/10

守備 F(10) Exp1/10

捕球 F(10) Exp1/10


と、なっていた。


走力のExpが上がっているのは、走って登下校をしたからだろう。


俺はやはり、と思い他にも腕立て伏せや素振り、壁当てなどをしてみると


ミート E(10) Exp3/10

パワー F(10) Exp3/10

走力 F(10) Exp3/10

肩力 D(10) Exp3/10

守備 F(10) Exp2/10

捕球 F(10) Exp2/10


と、すこし上がっていた。


守備や捕球が少ないのは、壁当てで帰ってきた球を取っていただけだからだろう。


これにより俺がタイムスリップしてから考えてたことの答えが出た。


神か誰かかはわからないが、俺の《パワ◯ロの選手を作ってプロ野球選手になる》という妄想をかなえてくれたのだろう。


俺はそう思い、今後の方針を決めた。


「俺は好きなパワ◯ロキャラの友◯亮を自分自身で再現して、プロ野球選手になる!!」





それから俺は早速、高校の野球部に入部した。


先輩からは初心者だからか、頑張れ、という温かい視線と、俺たちの邪魔をするな、という睨むような視線を感じた。


ちなみにうちの野球部は毎年ベスト8、よくてベスト4という県内では中堅校だが、全国で見てみるとそこまで強くない。


だが俺はもう入学してしまっているので、この高校で頑張るしかないと思い一生懸命練習についていき、自主練もがんばった。


両親や今までの俺を知っている友達は俺の野球にたいして一生懸命な姿を見て最初の方は驚いていたが、次第に応援してくれるようになってくれた。



そして時が経ち、2年後・・・







俺は4番、ショートで甲子園の舞台に立っていた。


1年の時は全く戦力になれず、ベンチ外で例年どうりのベスト8に終わって悔し涙を浮かべた先輩たちを見ていた。


2年の時はベンチ入りし、基本は代打だったがたまにスタメンで出してくれるようになった。


しかし結局、ベスト4入りだった。


3年では、俺の一生懸命な姿に触発されて、1年のころから俺と同じように練習後の自主練もがんばって、実力をつけた同級生たちが奮闘し、俺のサヨナラホームランで初の甲子園出場となった。


そして俺たちは甲子園で一回戦は勝てたものの選手層の薄さからか、延長戦では不利になり俺たちの快進撃は甲子園の二回戦で止まった。


しかし俺の高校での成績や3年間での急成長がスカウトの目に留まり、ドラフト1位で夢のプロ野球選手となれた。


それから俺は球界を代表とする高水準で走・攻・守の三拍子が揃った選手としてタイトルを取ったり、日本代表に選ばれたり、日本記録を打ち立てたりと大活躍した。


そして俺は42歳になるシーズンを最後に引退して、野球人生に幕を下ろした。

ちなみに主人公の名前は『篠崎 陵』と言います。


陵くんの1番ステータスが高かったときがこちら。


ミート A(82)

パワー B(78)

走力 B(10)

肩力 S(10)

守備 A(82)

捕球 B(73)

スキル パワーヒッター、アベレージヒッター、守備職人


です。


これは友◯亮を作者なりに強化した理想のステータスです。


あと、小説を読むページから『近衛 宗晃』をクリックまたは押すと、私の「小説家になろう」のホームページに行くにはどうしたらいいか教えてください。笑

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