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二人の天魔と隅っこで  作者: 空居 美海
1/1

隅っこをこよなく愛す男とかわいい姫達

俺は隅っこが大好きだ。人間関係においても場所においても隅っこが一番安全で、落ち着ける場所。

暁影工業高校 2年 「三藤 凌」 顔、成績ともに平均でこれといって特徴がなくいつも先生には

「お前には覇気が感じられんなー」と言われる。

毎回やる気をだして授業などに取り組めってか?無理な話だろ。

面白くもねぇ話聞かされてやる気なんてでねぇよ。3分も経たない内に爆睡だよ。

ほんと毎日変わらない日常でめんどくさくてやってられない。

「あーあ、漫画とかアニメの世界にドーンってはいれねぇーかなー」

「頭がとうとうおかしくなったか?」

「おかしくねぇわ!夢をみてなにが悪い晴輝!」

同じクラスの同級生、新島 晴輝 こいつもとくに特徴がなく平均人間の仲間

「夢を見るならあれだ、ハーレムを作りたいだとかかわいい彼女を作りたいだとかにしとけ」

「ハーレム!いいなそれ!すぐに作ろう今すぐ作ろう!」

「やっぱお前頭おかしくなったんだな、、いい病院知ってるぜ?友達として心配だからよ」

「友達ならそんな心配はしねぇよ、、」

ほんとこいつだけは俺を馬鹿にしてるのか貶しているのかわからねぇなぁ

「ってどっちもかわらねぇじゃねぇか!!」

「うぉ!!びっくりした。急に叫ぶなよ全力で逃げるとこだったじゃねぇか」

「なんで逃げんだよ、、」

「だって頭おかしくなってこの3階の隅っこのベランダから放り投げられる気がするじゃねぇか」

「いつまでその頭おかしくなったネタするわけ?」

「俺とお前が友達を辞めるまで」

すげぇかっこいい笑顔でいいセリフ言ってやったぜみたいな顔で見てるけど全然だからね?

むしろ殴りてぇー、、

「そんなこと言ってもあんたらが友達やめることは絶対にないから安心しなよ凌と晴輝」

「ん?あーなんだ美少女かと思ったらただのビッ!!」

「なにかな凌。晴輝。それ以上言ったら私が階段から落とすよ?」

「ずみまべんでじた。」

二人のほっぺたを同時につねってきたこいつはファッション科2年の 星実 凛

俺の嫁候補!!なんてね 

見た目は短めの金髪にかわいいヘアピン。そしてスカートをパンツが見えそうなギリギリのところまで下げ

ており「え?このパンツは見られてもいいやつだしww」とか言ってそうな完全なるビッ〇ギャルだが、

問題はその中身。

「はぁ、あんた達そんな隅っこでくだらない話して何が面白いのさ?」

「隅っこはいいぞーこんなくだらない話をしていても誰にも聞かれず気にもされないのだから」

「いや、、私聞いてたし、、」

「お前はいいんだよ!!隅っこ族の仲間じゃねぇか!」

「だーれが仲間じゃアホ!隅っこは嫌いじゃないけどあんた達の仲間にはなりたくない!」

「お前も仲間に入ってもいいぞ?ほれ?俺のここ空いてるし」

「晴輝、、あんたの隣って床ないんですけど、、てかそれって落ちろって意味?」

「あっれー?おっかしいなーww空いてたと思ってたのになーww?」

「晴輝くーん?私が凌の隣に入るからもうちょっとだけ寄ってくれるかな?」

「え?なにその笑顔怖い、、え?ちょっと待って?え?ちょ押さないで姉御!!まじで落ちるから!」

とまぁこんな感じで誰にでも優しくノリが良くすぐに友達ができそうなタイプだ。

こんな隅っこが好きで全然目立たない俺たちの話にもノッて来てくれる唯一の女友達。

こんな奴になぜ彼氏ができないのかほんとに不思議でならん。俺も告って振られたい。いや振られちゃうのかよ、、涙が止まらねぇよもう。

「そういえばさ凌。あの話ってほんとなのかな?先生達が言ってた話なんだけど」

「なんか話してたのか?」

「ほんとに興味ないのね先生の話には、、」

「言ってたじゃん!!推薦された生徒は、あのトランスで有名な研究室に行ってパートナーを見つけるって話だよ!」

「トランス?研究室?なにそれ美味しいの?」

「二人してハモらないでよ、、トランスだよ!!姿を変えて人間のパートナーとして闘ってくれる希望だよ!」

「あーあの噂のトランスね。でも俺らは絶対に推薦はされないしあぶねぇからなりたくもねぇよ」


トランスとはいったいなんなのか?この次でちゃんと説明します!

いきなりわけわかんない話になりすいません、、

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