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2017年1月。あえて言おう。資本主義社会の否定。

作者: 青木弘樹

これはエッセイです。よろしくです。

資本主義社会。

おおむね、皆さんはこの社会体制は正しいと認識しているはずです。

しかしです。私は今こそ、否定させていただきます。

資本主義社会とは資本(金が)主義(主役の)社会。これは大げさでも嘘でもなく、ひねくれ者のかんがえでもありません。真実です。

違うというなら、なぜ小説にしても、漫画にしても、音楽にしても、映画にしても、その他あらゆる商品において、その商品がすばらしいかどうかではなく、どれだけ売れたか?がもっとも評価の基準になるんですか?

いいものは自動的に売れる?そんなことはありません。たいして売れていない音楽や漫画で素晴らしい作品は山ほどあります。テレビではあまり見ないがすばらしい俳優さん、たくさんいます。

お菓子やジュースや某ハンバーガーはいわゆるジャンクフードで、はっきりいって体に悪い。でも売れたらそれらは社会的に評価され(マスコミによる洗脳という側面もあるが)、まるで世の中になくてはならないもののように扱われる。

ただの売春である風俗を「仕事」と定義され、ただの違法ギャンブルであるパチンコを「娯楽」と定義される。

もちろん、資本主義社会にはいい面もある。才能が評価され、売れることが出来れば裕福な暮らしが出来る。でもそんな人はひとにぎり。たいていの人は普通であり、悪く言えば凡人だ。じゃあ凡人は一生貧乏にあえぐのが運命なのかな?そんな社会体制、あなたは素直に受け入れられますか?

明日から月給7万円になっても納得しますか?仕方ない会社が赤字なんだから、そう言えますか?

でも資本主義社会を認めるってことは、そういうことになるんですよ。

日本の高度成長期は社会主義社会でした。まあ正確には日本型社会主義社会。普通の社会主義は高負担・高福祉だけど、日本は低負担・中福祉だった。本当にすばらしい社会だったんです。だから上岡龍太郎氏も「昭和30年代に戻るべき」などと発言してたんです。

年功序列・終身雇用・国民皆保険・規制による外国資本の遮断、日本人は良くも悪くも守られていた。

今はどうです。アメリカの圧力に屈して、あらゆる規制緩和・三角合併の解禁・移民の受け入れ・消費税の増税・株主絶対主義・得体の知れない外国産の農産物等々。

私は一応ガンプラが趣味なんですが、大阪の日本橋に行くと大量の中国人がいてガンプラ買いまくってます。それはそれでいいんだけど(ガンプラは完全メイドインジャパンだから)なんとなく不気味なんですよ。

まるで日本から日本人を追いやるかのような光景が多々あるんですよ。

話がそれました(笑)

とにかく金が人の上に立つ資本主義社会は、私は認めることはできません。

かつての日本型社会主義社会、あるいはどうしても資本主義社会がいいなら、人が金の上に立てる修正資本主義社会・社会主義的資本主義社会を望みます。

金は単なる便利な道具に過ぎません。物々交換の手間を省くだけのものに過ぎません。

皆さんはどうですか?金に支配される社会、生きてて楽しいですか?

楽しい人もいるかもね(笑)

それでは失礼いたします。


ありがとうございました。

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