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- C -

 私の仕事はスナイパーである。

パレチナス軍の『-C-』と云うグループで狙撃手を担当している。

-C- には狙撃手が五人選抜されている。

三百メーター先のターゲットに弾を十発中八発、命中する事が選抜条件である。

私はその条件を通過してグループに入った。

五人の狙撃手の名前は知らされない。

名前は全て番号のみである。

番号はC1〜C5。

五人は夜、目的地(空港)周辺に乗用車で到着した。

その後、各人に与えられた地図に示す目的地点で待機している。

武器は特殊な金属やガラスをも貫通するスナイパー銃である。

ターゲットが通る迄、数日間はそこに待機する命令を受けている。

私達は目標が消えるまで存在を消している。

五人は全くの石の壁に特化して誰にも分からない。

指示されている目標は一人一台、計五台の乗用車の後部座席に座る人物を消滅させる云う事である。

そして・・・その日が来た。

連なる車列はすこぶる厳重である。

あの星条旗は外してある。

空中にはヘリが二機、待機している。

実は私達 -C- 以外にも、 『F』 と言うカラスの特殊任務を帯びた自爆部隊も民間人に混じって、多数この通りに来て居ると言う情報が入った。

国蓮軍のスナイパー達もビルの周辺の抗議団に混じり待機しているらしい。

私は・・・


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