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ブルース

 此処は日本の三大スラム街の一つ『西成のあいりん地区』。

アーケード街である。

冬のスラムは厳しい。

通りにはあちこちにダンボールが敷いてあり、その上には布団が。

誰かがそこで寝泊まりしているのだろうか、ポットとガスコンロ、折り畳みのテーブル、スポーツバックが置いて有る。

近くには折りたたみ椅子、ポリバケツ、空の一斗缶、台車、自転車等も置いてある。

 笑い声と酎ハイの空き缶の投げる音がした。

自転車に乗った巡査長が道路の両脇を確認しながらゆっくりと走って行く。

昼間から仕事にあぶれた労務者達がたむろして酒盛りをして居る。

酔った男が巡査長に声を掛ける。

 「ご苦労さん。大変やなあー、お巡りはんも。ちょっとアッタマって行かねーか」

巡査長は一言、

 「火の元を確認しなさいよ。皆んなの街だからね」

 「分かってまんがなー」

私は・・・

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