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神が終わりを告げた世界で  作者: てんま
第2章 開拓篇

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簡易居住区の修復と、今後について

簡易居住区にやって来た俺は、どこから取り掛かろうか悩んでいた。今回の建物の損傷が激しいのは、窓ガラスと木製の扉だ。この2つを取り換えれば、はっきり言って修繕は完了する。


「でもな、、、。今回の様な事がまた起こるかもしれないし、何か策を考えた方がいいよな」


窓ガラスを破られて屋内に侵入されている形跡があるから、窓格子みたいなのを作れるといいんだけど、、、。


『窓格子の作成を受領しました、、、』


『承諾 窓格子が作成可能です』


おお!俺のギフトさんが反応してくれた!これで窓格子を作れるな。


俺はクラフト可能アイテム画面を開き窓格子を選択してみる。


『窓格子 必要コスト 鉄100個』


俺は1つ窓格子をクラフトしてみることにした。


インベントリーに鉄格子は追加されたけど、これはどう使うんだ?


試しに壊れていない建物の窓へと向かい、鉄格子を選択してみた。すると、窓を囲うように鉄格子を設置するカーソルが表示され、試しに1つ設置してみる。


ガッコンっと言う音と共に鉄格子が窓を囲うように設置された。見た目は縦に12本、横に2本の鉄の棒が組み合わさっている感じだ。


「これならデットウォーカーも、窓から入って来ることもなくなるな」


1つ目の問題はこれで解決されたので、次はドアの改善策を考えてみることにした。


「木製のドアだから強度が足りないんだよな」


これは鉄製のドアが作れればいいんだけど、、、。


『鉄製のドアの作成を受領しました、、、』


『承諾 鉄製のドアが作成可能です』


流石っすギフトさん、俺の期待通りの反応ありがとうございます!


俺の期待通りにギフトが役目を果たしてくれたので、早速クラフト可能アイテム画面を開き鉄のドアを選択してみた。


『鉄のドア 必要コスト 鉄150個』


コスト的にも問題ないな。


俺は問題をすべて解決したので、破損したドアや窓を解体し、新しくそれらを付け直していった。11軒の建物の修繕はギフトの力であっという間完了した。外装の修繕は完了したが、建物内部は死体こそないが、血痕などがある建物もある。それらの掃除もやらなくちゃいけないな。


11軒建物があっても今回の出来事で亡くなってしまった人達もいるわけだから、全ての建物を使うこともない。そう考えると、かなりの人が亡くなったんだど改めて実感がわいてくる。


「建物内部の掃除をどうするかは、みんなで話し合ってから決めるとするか」


この後は、なにするかな、、、。


俺はひとまず、居間に戻ることにした。居間には誠、青山先生が居る。青山先生は俺に気づくとお茶を準備してくれ、俺の前へ置いてくれた。


「簡易居住区の方は終わったのか?」


せんべいを食べながら、漫画を読んでいた誠が話しかけてくる。


「ああ、外装の方は取り合えず片付いた。室内の方は要相談って感じかな」


「そうか、まぁなんかあったら言ってくれ」


誠はそう言うと再び漫画を読み始める。俺は俺で今後するべきことや、決めるべきことなど、責任者としてやるべきことを考える事にした。


今ある生活を保つために必要なのは、食料、生活必需品、電力などか。食料の備蓄は、青山先生が管理してくれているんだよな。


「青山先生、現状で足りない食料や、物資ってありますか?」


俺の正面に座りノートPCを触っている青山先生に問いかける。


「あ、はい。現状ですか、、、」


1度返事を返し、暫くノートPCを弄った後に青山先生が答える。


「そうですね、今の所不足している物ありませんね」


「そうですか。今後足りなくなりそうなものがあったら教えてください」


「は、はい。わかりました」


話し終えると青山先生は再びノートPCを弄り始める。


食料関係の物資は問題ないか、生活必需品とかってどうなんだろうか?そもそも生活必需品って何が必要なんだ?衣類、嗜好品、その他ってところか?女性の生活必需品もあるだろうし、その辺は誰に聞こうか?葉月か、麻陽瑠か、雪音か、、、。そうだ、そろそろ夏になるわけだから暑さ対策の物も必要になって来るか。


「そんな難しそうな顔してどうしたんだ?」


自主トレ終わりなのか汗をタオルで拭っている、秀樹と麻陽瑠が居間に入ってきて俺にそう問いかけてきた。


「いや、生活必需品について色々考えてたんだよ」


「ん?生活必需品ってなんだ?」


うん。この子はまず自主トレより、日本語を勉強しないといけないな。


「生活に必要なものだよ。まぁ、簡単に言うとティッシュとかトイレットペーパーだよ」


「おお!そうか!それは必要だな!」


先程まで真剣に考えていた自分がばからしく感じてきたぞ。


「女性目線の意見も聞きたいんだけど、麻陽瑠的には必需品ってどんなのがある?」


俺は秀樹の隣で呆れた顔をしていた麻陽瑠に問いかける。しかし、麻陽瑠は考え込み始めるが、暫く待っていても返事が返ってこない。


「麻陽瑠さん?」


俺が名前を呼ぶと、麻陽瑠はキョトンとした表情でこちらを見てくる。


いや、質問したんだけど、、、。ダメだ、麻陽瑠には俺の言葉は届かないようだ。


俺1人で考えても答えなんて少ししか出ないわけだし、物資関係についてもみんなで話し合っていくしかないようだ。俺は次の事について考える事にした。


そろそろ夏になる、その前に梅雨がやって来るわけだけど、梅雨になれば日照りの時間が減りソーラー発電の効率が下がってしまう。この問題を解決する方法も探さなくてはいけない。


電気関係に強い人って避難民の中に居たかな、、、。


その辺も青山先生が管理してくれていたはずだから、今度の話し合いで聞いてみるか。青山先生って意外に有能な事務員だな。


考えれば考えるほど、課題や、やらなくてはいけないことなどが溢れてくる。本当に俺に責任者が務まるのか、不安で仕方無くなって来るな。まぁ、任命されてしまったわけだから、やれるだけやるしかないのだけど。


俺は1人で考える事を諦め、明日の午前中に話し合いを行えるように、各所を回りこの日は眠りについた。

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