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神が終わりを告げた世界で  作者: てんま
第1章 変わる世界

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ホームセンター 後編

青山先生を連れ、店内に戻った俺達は。泣き止んで。少し疲れた表情をしている、姉弟の前に戻って来た。母さんは、2人を縛っていたロープを外す。


「この先のことなんだけど。2人は、うちに来ないかしら」


母さんの提案に、2人は少し驚いていたが。少し二人で話し合って、答えた。


「俺達はこんな性格だし、あんたらに悪いことをした。それなのに、受け入れてくれるのか?」


「もちろんよ。こんな可愛い子供達を、放って置くことなんて、できないわ」


また家族が増えるなかな、、、。


「なら、俺達は連れてってもらいたい。俺は何でもやるから、よろしく頼む」


「みんな、これでいいわよね」


母さんは全員の顔を見ながら、俺達に問いかけてくる。全員が頷き了承する。


まぁ、母さんが言うことは絶対だから、反対したところで、無駄なんだけどな。


「では、この件はこれでお終いよ。ここは安全みたいだら、各自、物資の調達をしてちょうだい」


母さんの指示で、必要になりそうなものを、各自で集める流れとなった。

俺は木材などが置かれている、コーナーへ向かい、木材を確保する。角材などをインベントリーに入れると、木材に自動変換してくれるようだ。木材を片っ端から、インベントリーに仕舞っていく。


全部で木材12000個か、割りと集まったな。


ギフトについて、1つ分かったことがある、スッタクする物の数には、上限があり。木材だと、3000で1スタックのようだ。なので、俺のインベントリーには、木材が4つ表示されている。俺は木材をアイテムボックスに移し、他の物資を探し回ることにした。


最近のホームセンターは、家電なども豊富に取り揃えられており。簡易分解でクズ鉄集めも、していきたい。それと、石材になる物資も、集まればいいけど。


そんな考えを巡らせながら、店内を歩いていると。1つの物が目に入った。


「これは、色々使える用途が、ありそうだな」


俺はそれをインベントリーに仕舞い。店内を回り続ける。


他には、、、レンガか!これは、石材になるんじゃないか。


試しに1つ、インベントリーに仕舞ってみる。インベントリーには、石材50個と表示されており。石材の確保に成功した。俺はすべてのレンガを、インベントリーに仕舞う。インベントリーには、15000個の石材が入った。


木材に、石材、あとはクズ鉄だな。鉄が沢山含まれていそうな物か、、、。


そう言えば、駐車場に何台か、乗用車が何残っていたな。あれを簡易分解出来たら、かなりの量のクズ鉄を、確保できそうだ。俺は早速、駐車場にある車のもとへやって来た。


「ん?」


ハンマー取り出し、叩いてみたが、簡易分解の表示が現れない。


なんでだ?デカすぎる物は対象外なのか?


しばらく考え込んで、試しにレンチを取り出してみる。突如、車にボルトのような物表示される。


これをレンチで、回せってことか?


俺は、試しに回してみることにした。


「くッ!固いな」


両手で体重をかけながら、全力で回す。すると、少しずつだが、ボルトが回り始めた。最初は固かったが、回していくと緩くなってきて、後半は軽い力で回すことが出来た。完全に回し切ると、ボン!と効果音と謎の煙が発生し、車が消えて無くなる。


「うわ!なんだこの無駄演出は、、、」


インベントリーを確認してみると、鉄1500個、皮500個、バネ5個、歯車3個、が追加されていた。


「クズ鉄じゃなく鉄か」


上位互換みたいなものかな。バネ、歯車は機械部品に、で使われてたものだろう。それと皮ってことは、座席にレザーシートが、使われていたってことか?まぁ、見た感じ外車っぽかったし、それなりの車だったのか。悪いことをしてしまったな。


皮、バネ、歯車の、用途はまだわからないけど。鉄は建築の素材になったはず。一番の収穫は、レンチの使い方が、分かったことだ。俺は駐車場に止まっていた、車全てを分解して回り。計鉄6000個、皮500個、布1500個、バネ20個、歯車12個、ほどの物資を調達することが出来た。


「まずまずの成果だな」


インベントリーにある物資を、アイテムボックスへ移動させ、確認してみると。19個のアイテムで、アイテムボックスが埋まっていた。


新しいアイテムを手に入れたので。クラフト画面や、クラフトツリー画面を、表示させたりしてみる。


「特に変わったことは、、、あ!」


クラフトツリー画面のDポイントが1増えていたのだ。


なんでだ?特に変わったことは、してないつもりだけど。アイテムの分解で手に入るのか?いや、それだと数が合わないな。1ポイントってことは、、、。


「スーパーマーケットで、デットウォーカーを1体倒したな」


この可能性が一番高いな。実証してみたいが、勝手にやったら、また母さんが怒りそうだな。実証するのは、母さんに許可を取ってからにするか。

アイテムボックスが残り12枠、インベントリーが2枠か。もう少し物資を調達できそうだな。

店内に戻り、電化製品が並ぶコーナーへとやって来た。


「電子レンジは簡易分解可能か」


「何を一人で、ぶつぶつ呟いてるの。キモイよ」


俺が色々と試行錯誤していると。葉月が隣に、立っていた。


もう少し言葉を、オブラートに包めない物かね、葉月山さんや。


「あのな。俺のギフトの能力を、確かめてたんだよ」


「あー、あの手品みたいなの」


現状、何も活躍できていないギフトだけど、手品ってひどくないかい。


「葉月は何か使えそうな物、見つけたのか?」


「全然。お母さんについて回ってたけど、飽きてぶらぶらしてたの」


自由人め。こっちは色々やって、疲れてるのに。散歩とは、言いご身分ですね。


そう思っていても、可愛い妹には、そんなこと言わないが。


「俺も粗方終わったから。入り口で、みんなのこと待つか」


そう言って、俺達は入り口へ向かうことにした。入り口には、各々運んできた物資が、山の様に積み重ねられており。これをトラックに運ぶとなると、かなりの大変そうだ。すでに、入り口には全員が揃っており。この後はトラックへの、積み込み作業だ。


人数が2人増えたので、少し作業は楽になったが。結構な量ある為、トラックの荷台には、パンパンに物資が積み込まれている。


「これで全部ね。初日にしては、上々の滑り出しね」


母さんは満足そうに、荷台に積み込まれた物資を見ながら、そう話す。俺と誠は、ここ二日の稽古に加え、午後からの物資調達で、疲労困憊になっていた。トラックの横で、2人寝そべっている。


空を見ると夕暮れ時になっており、夕焼けが綺麗に空を覆っていた。

俺達は帰宅の為、トラックへと乗り込む。帰りは男3人が荷台に乗り、それ以外は運転席に乗っている。


はぁ、帰りは荷物扱いか、、、。

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