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神が終わりを告げた世界で  作者: てんま
第1章 変わる世界

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家族会議 後編

ギフトの能力確認が終わる頃には、夜になっていた。居間では、夕食の準備ができている。他の全員がすでに、テーブルを囲ってろおり。俺を待っている感じだ。


「新遅いわよ。じゃあ全員揃ったので、食事にしましょうか」


母さんがそう言うと、全員で食事を取る。


食事が終わり。昼間の続きの話をする為、居間では全員が座っていた。


「では。今後について、話し合っていくわよ」


母さんがそう言うと、家族会議が始まる。


「神田家として、この家周辺の人々を、保護を行っていく、わけなのだけど。問題が沢山あるわね」


人助けをして、この安全な壁で囲われた敷地に、人を受け入れた場合。衣食住が、必要になってくるわけだ。衣類や食料に関しては、どこかで調達すれば、どうにかなるだろう。住む場所についてが、一番の問題だ。現状テントなどを、どこかで調達することが、最善だろうが、俺に少し考えがある。


「俺から、少しいいかな」


俺は今日確認した、ギフトの能力について、全員に説明していく。


「多分、住む場所については、俺のギフトが役立つと思うんだ。だけど、その為に必要なものが、色々あって」


建築には木材、石材、鉄などの、物資が必要なのだ。その為には、その物資の調達を、行っていく必要がある。


「そうなると。先ず、俺達がすべき行動は、物資調達って、ことになるのか?」


「そうね。人を受けるれ準備が、整っていな状態で受け入れても、問題が起こるだけだものね」


誠の質問に、母さんがそう答える。


「あ、あのー。それだと受け入れ準備が整った頃には、助けられなかったって人が。出てきたりしませんか?」


「青山先生の言うことも最もね。でも、準備が整っていな状態で人を受け入れて、家族に何かあったらと思うと。私はそっちの方が、危険だと思うわ」


タラレバになってしまうのは、しょうがない。俺としても、家族を危険に晒すリスクがるなら、ちゃんと順を追って、準備をしていった方がいいと思う。


「家族の安全が第一で、周辺の人達を受け入れる準備を整えていく。その過程で、救助を求める人がいた場合は、助ける。こんな感じでいいかしら」


母さんが話し合った内容を、まとめると。全員が頷いて、返事をする。


「明日からは稽古の後に、物資調達に行くの?」


葉月が、そう尋ねてくる。

待ってくれ。あの地獄の稽古の後に、外に出るとか自殺行為じゃないか?


「葉月はある程度戦力になるから、問題ないと思うけど。新と、誠君は、これからもちゃんと稽古を続けて、強くなっていかないと。この先、生き残っていけないからね。葉月の言う通り稽古後に、物資調達を行っていきます」


俺と誠の顔は、かなり引きつっていた。母さんの言うことは正しい、この先のこと考えるのであれば、ちゃんと稽古をして。生き抜くすべを、身につけなければ。


「そうすると。どの物資を優先して、確保していくかだな」


「先ずは食料ね。今は電気が通ってるから、スーパーマーケットマーケットにある、生鮮食品がまだ使えると思うの。うちの冷蔵倉庫に、出来るだけ早く確保できれば、今後の食料問題が楽になるわ」


「あのー。この家って、冷蔵倉庫なんてあるんですか?」


俺と母さんの会話に、割ってはいて来た誠が、そう聞いてくる。当たり前だろう。普通の家に、そんな物あるわけがないからな。

父さんがもしもの為にと言いって。俺の小さい頃、家の隣にかなり大きい、冷蔵倉庫を建てたのだ。こんな形で、役に立つとは、誰も思わなかっただろうけど。


「パパがね、建てたのがあるのよ。冷凍冷蔵完備の、無駄に大きいのが」


母さんは、少し呆れた顔でそう話す。


「明日は近所の、スーパーマーケットマーケットに、みんなで行きましょうか。運転は青山先生ね」


「わ、私は運転ぐらいしか、お役に立てませんので。そ、それで問題ないです」


青山先生が、申し訳なさそうに答える。


「武器は稽古で使用した、警棒を用意しておくわ。3人は戦闘があることを、覚悟しておいてね」


母さんの言葉に、俺達3人は頷いて返事を返す。


「ホームセンターにも、行きたいんだけど。可能かな?」


「ホームセンター?何か必要なものがあるの?」


俺の提案に、母さんが質問を返してくる。


「ホームセンターなら、建築に使う物資が、手に入るかなって思って。それ以外にも、使える物もあるかもしれないし」


「うーん。車の積載にも、限界があるから。積載に余裕があったら、行くってことでいいかしら」


「わかった。それでいいよ」


青山先生の車はファミリーカーなので、スーパーマーケットで食料を調達したら。多分、ホームセンターには、行けない可能性の方が高いな。無理して、行動し問題が起こるより、予定通りに事を、運んでいくのが安全だろう。


「じゃあ、これで会議はお終いね。今日はゆっくり休んで、明日に備えるようにね」


母さんがそう締めくくり、家族会議は終了した。この後は風呂に入り、各々寝ることになった。


次の日、世界が変わって、3日目の朝がやって来た。俺達は朝食を取り、午前中に前日と同じ内容の、稽古を行う。その後は昼食の後、スーパーマーケットに向かうための、準備をしていく。昼食後に母さんから、支度が終わり次第玄関目に集合と、言われたので。俺達は玄関前に集合していた。


「全員揃ったわね。じゃあ行くわよ!」


全員が青山先生の車に、乗り込んでいく。

俺達は初めて、この変わってしまった世界で、生き残る為の行動に出るのだ。安全な場所から。危険なデットウォーカー達が蔓延る。外の世界へと。

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