表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
VSヤンデレ彼女  作者: 柊夏木ヤヤ
2nd seaon
50/62

歓迎会

久しぶりの投稿……頑張ります!

「それでは始めましょうか、雪白さんの歓迎会を!」

 私がSmile部に入って一週間が経ったある日の放課後、「一緒に来て」と言われ、本田先輩に着いていくと、私は近くのファミレスに来ていた。



 数分前……。

「えっと……これは?」

「見て分かるとおり、ファミレスですよ」

「いや、そこではなくて……なんでファミレスに来たのかと言うのを聞いたんですけど……あとついでに聞くんですけど、あれはなんですか……?」

 私は一つの席を指差す。するとそこには私や本田先輩より先に来ていた落合先輩と榎本先輩が席に座ってドリンクバーを楽しんでいた。


 この二人、付き合ってるとしか思えない……。そう思ってしまう程にイチャついていた。私たちの到着まで……。


(もしかして、私たち……お邪魔?)


「あ、この二人はいつもの事なので気にしないで下さい。あれで付き合ってないって言うから不思議ですよね」

 私の心を読んだかのようにそう私に告げた本田先輩。

「へぇ、付き合ってないんですか……え、うそ!!?あれで!!?」

 その時の私の大声で三年の先輩方は私たちに気づいた。


「それは驚きますよね~。誰がどう見ても恋人同士に見えるっていうのにね。本人たちは頑なにその事を認めないんですよ~」

「はぁ……」

 本田先輩の言う通り、私の目にはあの二人が付き合ってるようにしか見えない。


 でも、なんか羨ましい……。私にはあんなにきゃっきゃできるような相手がいない。少し憧れるところもある。


 私があの二人を見てボーっとしていると向こうから催促の言葉が飛んできた。


「おい、二人ともそんなところに突っ立ってないで早く座れよ。こっちは腹空かして待ってるんだから」

「はいはい、今行きますよ……行きましょうか、雪白さん」

「あ、はい……」

 私は本田先輩に言われるがままに二人が座る席へと向かった。




 そして現在……

「それではこれより、我が部の新入部員、雪白美帆の歓迎会を行う!全員コップを手に!」

 なんか、本人がよく分かっていないまま、盛大に始まろうとしていた。貸し切ってはいないようだが、お店にいる客は私たちを含めて二組しかいないことから、少し大きな声を出しても特に問題ないようだ。


「ではでは、雪白美帆さんとこの部の更なる発展を願って……」


「「「かんぱーい!」」」

「か、かんぱーい……」

 先輩方のノリに上手く付いていくことができず、乾杯を言うのが遅れてしまった。だが、そんなこと気にしないと言わんばかりに、店員さんを呼び、注文を始めていた。しかも私のも勝手に決められ、注文されていた……。




 注文から数分で(私のは勝手に)頼んだ物が届いた。ちなみに私のはオムライス。ファミレスの定番ではあるが、届いた実物は私の知っているオムライスではなかった。

「あ、あのこれは……」

「見ての通り、『お子様ライス』だけど?」

「ちなみに、これを注文したのは……」

 私が質問をすると、真っ先に手を挙げたのは落合先輩だった。

「いや、何でですか!!?」

「ん?お似合いだぞ、見た目通りだし」

「小さいって言うんですか!?私の背や胸が小さいと言いたいんですか!!?」

 私は周りの目を気にする事なく、立ち上がり大声を上げてしまった。

「落ち着いて雪白さん、多分一部誤解をしている気がするよ……」

「そうだよ、多分正春が言った事の中に、美帆ちゃんの胸の事は含まれてないと思うよ。まぁ、確かに美帆ちゃんの胸は少しながら寂しいけど……」

「言わないでください!自覚してるんですからぁぁ!!!」





「……すいません、ほんの少し取り乱してしまいました」

「いや、気にしないでいいよ……ほんの少しだしね……」

 何か最後の台詞の方だけ目を合わせないようにしていた気がしたのだが、気のせいだろうか。

「あ、もうこんな時間……正春」

「ん?あぁ、そうだな」

 時計を見て、何かを思い出したのか二人は立ち上がった。

「これ勘定な。余ったらゲーセンにでも使ってくれ」

「え、ちょ……!?」

 それだけを言って二人は急ぎ足でお店を出てしまった。


「え、えぇ……?」

「そっか、今日は『院の日』か……」

「い、院の日……?」

 聞き慣れない言葉に身体が反応してしまった。


「そう、院の日。この日になると二人は元々自分たちがお世話になっていた孤児院にに行って手伝いとかするみたいだよ」

「そうなんですか……って、え?孤児院……?」

 滅多に聞く事のないその言葉に私の脳の処理が追いつかなくなり始めていた。


「……まぁ、先輩方に口止めをされている訳でもないから良いか……」

 食後に取りに行っていたコーヒーを一口飲み、表情を変え、真剣な眼差しをこちらに向ける。

「少し、悲しい話かもしれないけど、よーく聞いててね……」


 そう言って本田先輩は語りはじめた。

いかがでしたでしょうか。

かなり期間が開いてしまい本当にすいません……。

多分、これからも不定期の掲載になりますが見てくれると嬉しいです


今回も見ていただきありがとうございます。

次回も読んでいただけると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ