教室内にて
2話目です!
今回は新キャラとして、奏の親友も登場します。
このお話から物語が膨らみ始めます。ぜひお楽しみください♪
今更だけど、僕の彼女は恐ろしい。
一言で表すとすれば、恐怖の塊……恐怖と彼女で絵を一枚掛けそうなくらいだ。
まさか自分の彼女をそんな言葉で表す事になるなんて……。しかも、たった二ヶ月で……。
僕が生きていく中で一体この事を、誰が想像できただろうか。いや、でも五千人に一人くらいならできそうだな……
……いや、やっぱ無理かな……。
友人に相談した結果、僕の彼女、桜ノ宮志帆は言ってしまえば、【ヤンデレ】というものだと思われる。
「なぁ、奏……お前、なんであんな『化け物』と付き合っるんだ?」
そう聞いてきたのは、幼馴染の黄瀬太一だ。
そして、太一の質問に僕は小声で返した。
「正直、最初は別れようと思ったさ」
「じゃあ、何で……?」
「凶器を……」
「へぇー、凶器かぁ……って、きょ!きょうんむぅ……!」
太一が教室内で大声を上げそうになったから、僕は咄嗟に彼の口を塞いだ。
「アホか!?大声出すか普通!?志帆に聞かれたらどうすんだよ?」
「わ、わりぃ……で、でもよぉ、そんな話聞いて、ふーんそうだったんだ……って、そんなんで済まされる方が確立低いぞ?」
「いや、まぁ、それは…そうなんだが……」
その意見はごもっともです。その通りなんだが……。
太一とそんな話をしていると、クラスの女の子が怯えながらこっちに来た。
「ゆ、ゆき、ゆきち、雪白君……あの、魔じ……桜ノ宮さんが待ってます……よ?」
「あ、ありがとうね……」
(彼女、噛んで僕のこと、諭吉って言った?)
それだけ伝えると、彼女は一目散に僕の前から逃げ出した。というか、彼女、志帆のこと魔女って言いかけなかった? えぇぇ……なんか裏ですごい呼ばれ方されてません?さっき太一も、化け物のとか言ってたし……。
「志帆、おまたせ。わざわざ昼休みにこっちのクラスに来てどうしたの?」
僕と志帆はクラスが別だ。僕がA組で彼女がB組だ。
「ねぇ、奏君?今日の放課後さ、どっか寄って行こうよ!私、ハンバーガーとかがいいな~!」
「あー、ごめんな……僕、今日部活なんだ。だから、行けないかな……その後でいいならいいけど……」
「部活……?」
(ビクッ!!)
彼女のその発言に、背筋に変な寒気が走った。
いや、寒気程度で済むなら有難い。だって、もはやこれは、『殺意』に近い何かの可能性があるのだから。
「奏君、私より部活のほうが大切なんだ……へぇ、そう……」
始まってしまった……。これは、『殺意』とは別の、どっちかていうと、めんどくさいやつだ。でも、こんなこと本人に言ったら、どうなることやら……。
僕の予想では……
①首ポーーン!!もしくはスパーーン!!
②心臓一突き
③体バラバラにされ、◯☀︎△☔︎□♩☆……以下割愛
④考えるのも恐ろしいような事
……みたいなことになるだろう。
「わかってよ、志帆?僕、進学じゃん?部活頑張って、内申をほんの少しでも上げたいのよ。ね?わかってくれるでしょ?」
「うーん……まぁ、そういうことなら……」
よし!説得成功!
ここ最近、志帆と一緒に行っぱなしで、一人になれてなかったからこれで部活に集中できる……まぁ、集中するような部活じゃないが……。
「じゃあ、私も行く」
「……What? Pardon?」(は? なんて言った?)
「いいでしょ?私も部活見学する!!」
「え、いや、するのはいいけど……するとこないと思うよ……」
「いいよね?」
彼女の目から光が失われた。これはつまり、殺意むき出しの目と言っても過言ではないだろう……。
「でもいいのか?だってうちの部活……」
いかがでしたでしょうか?
奏、どうなっちゃうんでしょうかね?
そして、奏は果たしてなに部に入っているのでしょうか?見学するところがない?そんな部活あるんでしょうか?(笑)
ちなみに、二話を書いてる時に舞台をどこにしようか悩んでました。実際ある都道府県にするか、それとも架空にするか。結果、「ま、どうでもいいや。こだわる必要なくね?必要になったら、その時考えよ。」という結論に至りました。適当な上にどうでもいい話ですね(笑)
見ていただきありがとうございます!
ぜひ、次回も読んでいただけたら嬉しいです!




