完結後・神々について
【エイメナース】
森の女神
世界樹の守護者だったが妹の治療について薬師の神の助けを借りる為、世界樹の管理権を風の大神に譲り結果として神々の争いが起きた。
多くの神々が力尽きた時、神喰らいの獣が現れた為責任を取るべく森の女神達が力を合わせて封印した。
何年も妹の泣き声を聞き続けた為、人間に対して激しい怒りを抱いている。
【エイファーナ】
森の女神、学問の神。
エイファーナの妹の一人。
自分より背丈が大きくなった事を自慢する妹を不快がって永遠の幼神として定め直した。
【ネーメストリーヌ】
森の女神、薬師の神。
三番目の妹。
末の妹と喧嘩して落ち込んでいた。
【ビルビッセ】
森の女神、かまどの女神。
四番目の妹。
末の妹の命の灯を再びともした。が、火加減を誤ってしまい長年妹は後遺症に苦しんだ。
【エイダーナ】
森の女神、弓の神。
五番目の妹。
月から来た迷い子、エイメナースに保護されそのままいついた。
【エーゲリーエ】
森の女神、泉の神。
六番目の妹。
天真爛漫で多くの神を誑かしアイラクーンディアから恨まれ呪われた。
末の妹だった為、イルンスールを自分の妹として歓迎した。
【イルンスール】
半神半人、半死半生の森の聖霊。
森の中で暮らすときだけその体は成長していた。
エーゲリーエに神格を与えられ、ビルビッセに命の灯を再度ともされた。
端境で命を落とし復活した為、どっちつかずの存在となり肉体的な苦痛だけでは容易に死ねない体となっていた。
結果、拷問の際幼児に耐えられない苦痛でも耐えてしまった為その苦しみは長く続いた。
肉体への苦痛では心は折れなかったが、その後いくら人助けをしようと何をしようと結局自分の選択がより多くの死をもたらす事にその気丈な心も折れつつあった。