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White White Order

 

 曹長はゴツい拳銃を構えていた。

 銃口は折り重なった二人の女、妃と唇月に向けられている。


 撃て。

 そのひと言を発するべく、曹長の唇が動く。


「撃「曹長。待って」」


 割り込んだのは紫苑だった。

 二人の女を包囲する隊員はつんのめるような動きを見せる。


「どうした、紫苑ちゃん。何か懸念でも?」


「あります」


「……」


 曹長が合図をすると軽機関銃の銃口が僅かに下ろされた。

 妃は親鳥のごとく唇月を胸にかき抱き、こちらを睨んでいる。


 地面を崩落させた時に舞い上がった大量の蝋が灰のごとく舞っていた。

 スノードームさながらに。

 しんしんと、俺達に降り注ぐ。


 紫苑はゆっくりと口を開いた。


「曹長。あの白魔人、どうする気ですか」


「?」


 俺と群青は顔を見合わせ、曹長も少し考え、問う。


「上にいるベッド型の奴か?」


 紫苑が頷く。

 ベッド型。つまり、昨夜女を襲い、罰として一時的に綿毛を吸わせた奴のことか。


「その人たちを殺した後、あれ、どうします?」


「もちろん、元に戻す」


「……。……私たち、上のあいつらに酷いこと言われました」


 曹長は肩に積もる蝋を片手で払った。

 片手は銃を握ったままで、その銃口は妃に向けられたまま。


「酷いこと、とは?」


「ちゃんと護れてないじゃん役立たず、とか。休んでないで働け、とか。お前らのせいで人が死んだんだぞ、とか」


「憔悴した人間の言葉だ。忘れてやって欲しい」


「それ以上のことも言われましたよ。もっとヒワイな感じの悪口」


「……厳重に注意する。だがそれはすべて片付いてからだ」


 曹長、と紫苑は陰気な顔に危険な光を覗かせた。


「昨日聞いたこと、調べてくれました?」


(昨日聞いたこと?)


 曹長はついに銃を下ろした。

 既に軽機関銃の銃口が四つも向けられている状況なので問題はないのだろう。


「……調べたよ」


「どうでした?」


「そういうことは後で話したい」


 曹長にしては珍しく、歯切れの悪い言葉だった。


「陽甲」


 水を向けられ、たじろぐ。


「昨日、私たちこの人たちを追いかけたじゃん? その時、バッグを穴の中に置いたよね?」


「え? ああ……」


 モールを出発する時、俺はナップザックとポーチを持って来た。

 前者にはかさ張る衣服や日用品を詰め、ポーチには水やジャム瓶、栄養食品、化粧品、安眠グッズなどを入れておいた。

 津波に襲われ、能力で地下に逃げ込んだ後、俺はナップザックを穴の中に放置した。

 追跡には必要ないし、重いからだ。


「あのバッグ、見つかった?」


「いや、救助する時のゴタゴタで無くした」


 唇月のもたらした『最初の津波』は地を完全に覆った。そしてその後、優姫がすべての蝋を泡に変えた。

 穴の中に置き去りにした荷物は大量の泡に飲み込まれ、紛失してしまった。

 俺はそう考えたし、誰もがそう考えた。


「違うよ」


「え?」


「私たちが出て行った後にね、上のあいつら――」


 忌々しそうな顔をした紫苑が吐き捨てる。


「荷物の中身、取り合ったんだって」


「!?」


「引っ張り合って、取り合って、バッグズタズタになって、ボロボロこぼれた中身も奪い合ったんだってさ」


 曹長の顔に苦いものが滲んでいた。

 どうやら本当らしい。


 好意的に解釈すれば俺たちが逃げ出したと思い込んで荷物を奪い合った、という考え方もできる。

 ――いや、全然好意的じゃないか。


「で、私たちが戻って来た後もしれっと知らんぷりしてるんだよ。酷くない?」


 俺はあえて何も言わなかった。

 紫苑は首を巡らせ、曹長を見る。


「で、曹長。私と陽甲の荷物を泥棒した奴らの処理はどうするんです?」


「……厳重に注意する。もちろん君らの奪われた荷物については我々の荷物から補償「しなくていいです」」


 滅多に耳にしない、紫苑の鋭い声音。

 群青は険しい表情を見せ、隊員数名もこちらをちらと見た。

 落ちた時に足でも挫いたのか、膝を折っていた優姫も顔を上げる。


「紫苑ちゃん……?」


 俺は平常心を保つべく、鏡を開き、櫛を掴んだ。

 どうやら紫苑は怒り心頭らしい。

 落ち着かせなければならない。


「こいつらは、罰す。あいつらは、罰さない。罪の重さが違うとは言え、おかしくないです?」


 紫苑は隊員の傍を離れ、つかつかと曹長に近づいていく。


「曹長たちがどんどん人を護って、助けて、仲間にする。その度にああいう奴らが増える。散々悪い事した奴らが『数』の中に紛れる。……で、責任を負いたくないし、面倒くさいから誰も罰さないし、咎めない。それで最終的にみんなハッピーになれます?」


 あー、と。

 曹長は茶化すような呻きを発した。


「我々の管理体制に問題があったことは認める。認めるし、詫びる。……だが今後について悲観する必要はない。人が増えたら改めて制度を作ればいい。代表者を募ってもいいし、警察官や司法関係者がいればそうした人間を中心に――」


「あいつらの中で代表を募って、まともな人が出てきますか? どうせ声が大きくて暇なヒスババアが残るんでしょ? 今みたいに」


「……」


 紫苑は曹長に近づき、顔を上げた。

 親子ほども背丈が離れているというのに、気圧されているのは曹長の方だった。

 髪に積もった蝋を紫苑は首を振って払った。


「私、思うんです。人、増えすぎなんじゃないかなって」


「!」


 不穏な気配を察した二名の隊員が紫苑に銃を向けた。

 群青は爪先を叩いてローラーを出しており、膝を折った姿勢の優姫も宙に言葉を探している。


「どいつもこいつも本当にクズばっかり。一割ぐらい残して、後は間引いちゃえばいいんじゃないかなって」


「……紫苑」


「この人たちに味方した方が、マシなんじゃないかなああああって!!」


「紫苑っ!」


 俺は怒鳴りつつ、櫛を髪に入れた。

 ほんの一瞬、鏡に目をやり、それから紫苑を見据える――――つもりだった。




 明暗を分けたのは、ほんの僅かな違い。


 自衛隊員は全員『立って』いた。

 ハットを被った群青は視界が狭かった。

 優姫は膝をついており、顔の位置が低かった。

 俺は鏡を手にしていた。




 鏡に。

 ちらりと白いものが映った。


 それが綿毛だと気づいた瞬間。

 舞い散る蝋の破片に綿毛が紛れていたのだと気づいた瞬間、俺はほとんど反射的に息を止めた。

 コンマ一秒遅れて優姫も気づき、顔を覆う。


 他のメンバーは。

 全員、手遅れだった。




 自衛隊員四人、嫁尾曹長、群青。

 全員が一斉に、口から真っ白な蝋を吐いた。


 汚水が側溝に流れ込むがごとき、ごぼごぼという濁音。

 引き金を引こうとしていた指が蝋を垂れ流す自分の目や口、耳に向かう。

 蝋を受け止める手。体内に戻そうとする手。引きずり出そうとする手。

 様々な手の動きが一時、その場をグロテスクなダンスフロアに変えた。


 俺は唖然としたまま、従妹の顔を見た。


「紫苑……」


 紫苑はカボチャお化けを思わせる薄笑みを浮かべていた。

 その小さな両手が口元を覆う。


 どぷっ、ごぶっと人体から蝋が溢れ出す音が止まる。

 見れば六人はカマキリの卵塊のような姿に変じていた。


 そして本格的な『変化』が始まった。


 数秒前まで群青だった蝋塊から腕が突き出す。

 針が伸び――――


「ヨーコー!! 逃げてっっ!!」


 優姫の悲鳴。

 はっと見れば小型の津波が俺目がけて突っ込んで来るところだった。

 回避。

 間に合わない。

 俺は車に轢かれるような衝撃と共に吹き飛び、布で覆われた蝋の壁面に叩き付けられる。


「かはっ?!」


 後頭部を強打したことで目から星が飛び、肺の空気が吐き出された。

 ほとんど磔に近い体勢。

 俺はそのまま地に崩れ落ちようとしたが、押し寄せた津波はぴたりと硬化し、俺を壁面に固定する。

 まるでプレス機のように。


「!」


 白色不透明な蝋の壁一枚挟んだ向こうで雷が轟く。

 二度。三度。


「――! ――――!!」


 優姫の悲鳴。


「ゆ――」


 ぐぽん、と。

 俺を覆う蝋の壁が波打ち、その向こうから唇月の顔が覗いた。

 続いて黒いセーラー服に包まれた全身が鏡をすり抜けるようにして現れる。

 彼女は小型の防毒マスクで口元を覆っていた。


「唇月……!」


 全身を力ませ、彼女を組み伏せようと手を伸ばす。


「やめた方がいいですよ」


 こもった声。

 続いて、ぐぽん、ぐぽぽ、と。

 波打つ白い壁の向こうから紫苑と妃が現れる。


「騒いだり能力を使ったら、ここで全員死にます」


 その言葉を裏付けるように、奇怪な声が響いた。


 ピギョエエエエ、という金切り声。

 ロロロロロ、という嘔吐に近い音。

 どたっどたっと大質量の何かが無言でのたうつ音。

 がらららら、と断続的に何かが吐き出される音。


 俺たちの作り出した落とし穴は今や六体ものも怪物が徘徊する檻と化している。

 この『蝋のプレス機』の向こう側に飛び出せばほぼ確実にあいつらに食われるか、殺される。


 だがそのただなかにあの人が残されている。


「ゆ――!」


 取り残された優姫の名を呼ぼうとすると、口を塞がれた。

 妃だ。

 マズルガード越しに荒い息をつく彼女が俺の口を塞いでいた。

 凄まじい腕力だ。抵抗できそうもない。


 なら、この『蝋のプレス機』を炎に変えてやる。

 俺は自由な両手を前方に伸ばした。


 ぼこぼこと背後の壁が盛り上がり、何かがシートベルトのごとく俺の腹部を締め付けた。

 腕も。肩も。腿すらも。

 今度こそ本当に俺は磔にされていた。


(っ!)


 全身に巻き付いているのは紫苑のムカデだ。

 既にそれらは蝋本来の硬度を取り戻しており、身を暴れさせてもびくともしない。

 どこかに少しでも触れることができれば炎に変えてやれるのだが、背後の壁は布で覆われている。おまけに紫苑は手首から先の部位にムカデを巻き付けていない。

 つまり、為す術無し。 


 見れば紫苑もまた小さな防毒マスクを口に宛がっていた。


(こいつ……!)


 用意が良すぎる。

 タイミングも絶妙だ。

 明らかに、手を組んでいやがる。


 怒りを押し殺し、囁く。


「……いつからだ」


 紫苑は獲物を取って来た猫のような顔を見せた。


「いつから?」


「いつ、組んだ?」


「別に組んではいないよ。利害が一致しただけ。だって私、この人たちと相談する暇とか、無かったじゃん」


 そうだ。

 紫苑と唇月は会話する機会などなかった。

 昨夜の紫苑はビルの中でずっと見張りをしていたし、外は吹雪だった。


 では最初に接触した時かと言われると、違う気がする。

 あの時、裏切りを示唆するような会話は無かった。さりとて先ほどの接触の際でもない。

 要するに、交わされたのはごく軽微なコンタクトだ。

 ごく些細な、「ちょっと裏切ってみませんか」ぐらいのコンタクトが二人の間で交わされていた。


 些細なコンタクト。

 昨日、綿毛を渡された時。


(……!)


 あの時、紫苑の試験管にだけ何かメッセージが貼られていたのだ。おそらく付箋か何かで。

 今となってはその内容を知るべくもないが、紫苑の猜疑心を強める言葉だったのだろう。

 そして先ほどの会話。バッグがどうとか言っていたあれだ。

 おそらくあれをスイッチに紫苑が完全に『こっち』を見限った。


 それだけではない。確か唇月はバッグ云々の話をした時、紫苑に絡みつくような動きを見せた。

 あの時――――


「お前が綿毛を使ったのか……!」


 至近距離で睨んでも紫苑は平然としていた。

 平然としたまま、頷いた。


 やはり、という思いがあった。

 いくら唇月や妃でも、突然地面に穴が空いた状態で冷静に綿毛を使えるとは思えない。

 使ったのはそこに落とし穴があることを知っていた奴。

 紫苑は先ほど絡みつかれた時、ポケットに試験管を忍ばされたのだ。

 そしてそれを、落下しながら割った。


 ――いや、そんなことを考えている場合じゃない。


「そんな怖い顔したら見つかっちゃいますよ?」


 唇月はニタニタしながら俺に絡みついた。

 紫苑も腰に腕を回し、妃は俺の口を押さえつけている。

 女三人に絡みつかれたまま、俺は遠ざかる怪物の足音を聞くことしかできなかった。


「……はい。もういいよ妃」


 もういい、というのは俺を拘束する手を離すことではなかった。

 妃は胸の高さに届くほど膝を高く上げた。

 その爪先に引っ掛かっているのは見覚えのある迷彩柄のナップザック。

 優姫のものだ。


「これこれ」


 びびい、とジッパーを開いた唇月は中を漁った。

 取り出されたのは――――おもちゃの拳銃のようなもの。


「海の上に要塞があって、救助に来た人がいる。なのに港に船が無いのはどうしてかな、って思ってたんです。でも考えてみれば自然なことですよね。白魔人がうろうろしているんだから港に船を停泊させるなんて危なすぎです。それに誰か別の悪い人に見つかっちゃうかも知れません。じゃあどうやって船を呼び寄せるのかな、って思ったのがきっかけでした」


 信号弾を握った唇月はにたりと笑った。 


「秘密の合図があるのかな、って思ったんです。それが何なのか分かるまであなた達は殺せませんでした」


「……」


 それか。

 こいつが本当に狙っていたのは女などではなく、船を港に呼ぶ合図だ。

 それが優姫の手元にあると察し、ここに呼び寄せた。


「何でだ?」


 俺は思わず呻いていた。

 紫苑が裏切ったことより、一杯食わされたことより、不思議なことが一つあった。


「何でそんな危険を冒した?」


 唇月は紫苑に付箋を渡した。

 そして数秒の邂逅で僅かなメッセージと防毒マスク、綿毛を渡した。

 ただそれだけ。

 紫苑が裏切る保証などなかった。

 下手をすれば射殺されていたかも知れなかった。


 もっと安全な道もあったはずだ。

 船は襲えなくとも、海上要塞には辿り着けなくとも、彼女の美学を貫き通せる方法はあったはずだ。

 自衛隊に護られている俺たちのことなど放っておき、もっとヌルい場所で思うが儘に振る舞うこともできたはずだ。


 なぜ――


「命を賭けずに手に入るものなんてありませんよ」


「!」


「妃」


 妃が俺の口に何かを突っ込んだ。

 透明のガラス管だった。

 こほー、こほー、と空気が漏れる。


「唇月、陽甲は私が貰うよ?」


「どうぞ。私には不要な人です」


 唇月は蝋の壁を波打たせた。


「あ、紫苑さん。今すぐ連れて行くなら手足を折るしかないと思いますけど、どうします?」


「後ででいいよ」


 紫苑は俺の頬に唇を寄せた。

 ぷにぷにした感触。


「あいつらが全部死んで、船も完全にこっちで押さえて、要塞の人間もできるだけ減らす。そうしたら陽甲はどこにも行けないよね? 私と一緒に来るしかなくなるよね?」


「……!」


「それからゆっくり、迎えに来るから。それまで――――ちょっとここで反省してて」


「あらあら怖いですね。敵には回したくないです。ふふ」


 ずるる、と紫苑が蝋の壁の向こうへ。

 ずるる、と妃もまた壁の向こうへ。


 唇月だけは最後まで残っていた。


「世間体。外聞。お金。将来。命」


 呪うような言葉に続き、にたりとした笑み。


「それが何であれ、護ることより捨てることの方が勇気が要るものです。私の言う『綺麗な人』ってそういう人です。美しさや強さのために、薄っぺらな『正しさ』を棄てることのできる人」


 あなたは、と少女は鼻を鳴らした。


「あなたは、気持ち悪い人だったんですね」


 水面へ沈むようにして少女が蝋の向こうへ。

 再び津波と化した白い壁が迫り、俺をぴったりとサンドイッチする。

 まるで真空パックだ。

 顔が潰れ、腹が潰れ、まともに呼吸ができない。

 こほー、こほーと口だけで呼吸をする。


「……!」


 蝋を操る両手をばたつかせるが、腕全体がムカデに押さえつけられているのでまともに動かない。

 おまけに唇月は手首だけを外気に触れるよう蝋の津波を調整したらしい。

 布団からはみ出した足のように、俺の手首は蝋の壁からはみ出している。


 ぎゅぎゅ、と何かが俺の手を包んだ。

 蝋の壁や床を覆っていた布だと分かった。

 これでもう、完全に動けない。


「……!」


 怪物たちの足音が遠ざかっていく。

 か細い悲鳴が、絶叫が聞こえた。


 それに続いて、もう一つおぞましい音。

 津波だ。

 あの巨大な津波が、とうとう解放された。


 地響きが起きる。

 がらがらと瓦礫が衝突する音。

 それが遠ざかり――――ビルに激突した。

 轟音が耳の奥を叩く。


(!!)


 じっとりと汗に濡れながら、抵抗した。

 後頭部が、首が、蝋に触れないものかと。

 耳や瞼はどうだ。

 手首を覆う布をどうにかできないかと。


 だが、何もできなかった。


 俺は脱出できず、白魔人は暴れ、唇月たちは遠ざかって行く。

 

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